僕、風くんの隣のクラスでした。
わたしが風くんに会いたくて会いたくて、
でも叶わない日々を送っていた2021年5月〜６月頃。
外に出ない職場でのお昼休みは、必ず風くんのyoutubeを見るのが日課となっていた。
当時のわたしの席は、人が集まるエリアが近かったため、わたしがどんなものを鑑賞してるかは丸見えに近い。
この頃、まだ職場の方に風愛について語ったことはなかった。
なぜなら、わたしは人見知りだし、コミュ障気味だし、喋らないほうがいいという意見を人生で幾度となく頂戴したことがある。転職したばかりのキャラ設定に大事な時期であると認識していたため、余計な発言をしないように気を付けていた。
キャラ設定を誤ったら、わたしのことを誰も知らない環境を求めてまた転職しなきゃ。転職は気力と体力が必要なので、出来ることならもうしたくない。
しかし、風沼へダイブしたことは恥じる気も隠す気もなかった（むしろ誇りである）ので、
画面フルサイズでヘッドホンをつけながら堂々と鑑賞していた。
忘れもしない、この動画である。
黒髪。
クリーンな好青年風。
鼻筋の通りっぷり。
お顔の彫りが深い。
英語もきれいだし。
日本人に見えない。
視線の外し具合がもうやばい。
不意に真っ直ぐにこちらを見つめる瞬間には心臓を鷲掴みされてしまう。
見惚れる手の動き。
指が長い…。
鍵盤から手を離すパフォーマンス。
思わずこちらの表情をも綻ばせる破壊力を持つ微笑み。
聴き心地の良い声。
All I want always is YOU
ですわ…
と風くんに浸っていたところ、
（たぶん、にやつきながら）
突如、
わたしに話しかける声。
肩も叩かれたかもしれない。
2021年4月の新卒社員くんだった。
お食事中すみません。
それ、風くんですよね。
（えっ。これだけで風くんってわかるんだ。さすが若い子はトレンドにキャッチーだわ。
にしても、ヘッドホンしてるところに話しかけてくるって、よっぽど好きとか？）
僕、高校で風くんの隣のクラスでした。
（は…？）
はい？
脳内処理が追いつかない。
えーと。
この目の前にいる彼の地元は岡山ってことで…そこで風くんと一緒の高校…？
心の声でとどめられなくなったわたしは、
当然目の前の彼に全てをぶつける。
いやいや待って。
は？
風くん？
藤井風？
同じ高校？
岡山県？城東高校なの？
なにそれ！
風くんはわたしがいま一番会いたい人なんだけど！！！
風くんの見過ぎで睡眠不足なの！
どうゆうこと？
詳しく！！！
この後は具体的にどんな会話したかよく覚えてないけど
風くんは特待生？推薦入試？で城東高校に入学したこと、
（入試の時点で既に才能の塊…）
彼は進学コース、風くんは音楽コースで、
クラスが隣であったこと、
風くんは高校時代からピアノで異彩を放ち、目立っていたこと、
風くんは自宅から2時間ほどかけて通学していたこと、
を、教えてくれた気がする。
わたしは、いま一番会いたい人に、
ぐっと近づいた気がした。
いま一番会いたいと願っている風くんのデビュー前を知る人と出会ってしまうなんて。
奇跡かな？
風くんと超仲良しとか、そういう関係性じゃないけど、風くんと同じ制服やジャージを着て高校生活を送ったのである。
お互いに顔と名前を認識して会話を交わしたことがあるのだ。
高校生の生風をリアルで見ているだなんて…
じゅうぶん羨ましすぎる。
この0:20あたりに写る3年6組の隣のクラスで学生生活を送っていただなんて。
この下駄箱を使っていたなんて。
僕が使っていたロッカーの前で風くんが踊ってる、ですって？
聖地だらけではないか。
わたしのご近所の席に彼を配属してくれた管理職に最大級の感謝を送った。
わたしが生風に会える日はきっと近い。
そんな気がした。
興奮しすぎて大声で風愛を語ってしまい、
周囲の方々に
熱量がすごい…
って驚かれる始末。
（この頃はまだ、藤井風？だれ？みたいな反応がほとんどだった。）
静寂な昼休みをぶち壊してしまった。
そして、わたしの印象は
藤井風に対する熱量が凄まじいやつ。
となったはずだ。
目の前にいた彼は冷静にわたしの風愛を受け止めてくれたと思う。
わたしはたぶんちょっと泣きそうになってたし、
ドン引きされてもおかしくない要素はありすぎたのに。
その節はありがとうございました…。
確かこの直後、母に報告電話してまた2人で大興奮した気がする…。
また、
この風愛露呈事件により、なんと、職場に生息する風民に関する情報提供を受けたのです！！！
おかげさまで、わたしは初めて風民との出会いを果たすことができ、今では風愛を語り合う、尊敬すべき大切な風友を得ました。
初めての風友が職場で出来たなんて、感動。
このとき繋げてくれた方にもほんとうに感謝しています。
これは引き寄せの法則だったのか？
とにかくわたしの大興奮な大騒ぎが役に立ちました。
全ては風くんのお導きだと思っている。
風くんにもし遭遇したら
・手を合わせて指の長さを比べ合いたい
・何があってもずっと大好きなのに、と耳元で囁かれたい（できればハグつきで）
という願望があるの。言ったら、
ずいぶん望み高いっすね。
と非常に適切なツッコミをしてくれた後輩くん。
彼は、わたしがストーカー系のイタイおばさんになる気配を感じたら、全力で止めてくれると約束してくれている。なんて頼もしい。
さらに、彼はわたしのことをリアルガチでひとつ上だと思っていたと後々告白してくれて、
（わかっています。新卒入社で年上の人の正確な年齢の見極め能力がまだ低かっただけだって。マスクにも助けられたはず。）
それがたとえお世辞だとしても方向性が正しすぎて大いにセンスを感じたため、
わたしは素直に嬉しさを示した。
わたしは彼を教育する立場ではないけれど、初めて出来た後輩。
わたしが今の職場のテーマソングを
優しさ
に設定したように、
彼にとっての職場もそんなふうに感じてもらえるように行動したいなあ、と思っています。
わたしが転職した直後に、職場の方々に受けた優しさを、
わたしより後に入社した方々に返せるように。
風くんに助けてもらった感謝を、
風くんの同級生にわたしが返せるように。
そうすることで、わたしも優しい世界を作る一員になりたいと思うのです。
HELP EVER HURT NEVER
常に助け 決して傷つけない
誰に強制されたわけでもなく、心からそう思わせてくれたのは風くん。
風くんの影響力ってほんとうにすごい。
わたしの周りで、
仮にわたしに助けられた！
って方がいたら、それは間接的に藤井風からの助けなのです。
そう思いつつも、
わたしは後輩くんに対して藤井風ハラスメントをしないように気をつけながら、
事あるごとに風愛を聞いてもらってばっかりですが…。
与えられるものこそ与えられたもの
What we can give is just what we are given
だからね！
ありがとうって胸を張ります！
ありがとう！
彼だけでなく、
わたしの藤井風活動を温かく見守ってくれる方々には感謝しています。
みんな優しい！
いつもありがとうございます！
風くんを感じつつ仕事をできる環境には、ほんとうに感謝です！！！
いつも心に藤井風😌🍃
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