2020/1/27の予想とファンダ

1/27
【ドル円】

上げるのなら109.45あたりが抵抗になっています。週末は抵抗になっていました。
下にいくのであれば先週安値109.17を割るか割らないかですが109.0に寄せるかもしれません。

【ポンドドル】

ファンダの記事を下に書いておりますが、まだロングの流れが崩れたわけではありませんのでショート一辺倒で行ってはいけません。
ポンドは動きの幅が大きいので気を付けましょう。

今週の大事な値は先週終値1.3075を中心とした上下100pips付近だと見ています。
どちらに行くかはまだわかりませんので様子を見ます。


ファンダメンタルに関しては、

【Brexit(ブレグジット):英国の欧州連合離脱】
英国議会上院が法案を承認しましたので、1月31日には英国のEU離脱が行われます。
EUから英国が離脱すると、まず、EU各国と英国との物流に障害が出ます。その最たるものが関税です。
英国とEU各国との輸出入に関税がかかれば、交易が縮小され、経済的に強くない英国の経済的打撃は大きくなります。
いきなりこのような打撃に襲われないように、年内は様々な経過措置がとられる模様です。
いずれにしても、昨年末のポンド買いは終了し、現在は徐々にポンド売りが進行していくと思われます。その程度については、その時々の経済政策によって変動すると思われますが、いずれにしても大筋としてはポンドは下っていく傾向にあると思われます。
つまり、ユーロは対ポンドでは優位性が増していくでしょう。
そして、ポンドが大きく売られるときには、リスク回避として常々行われる「円買い」が行われますので、要注意です。
【新型コロナウイルス問題】
中国・武漢で発生したコロナウイルスは中国本土では拡散の一途です。
春節に突入した今の時期、多くの中国人が来日していて、日本でもコルナウイルス肺炎を発症している人が散見されています。
しかし、この肺炎の日本への流入が経済に与える影響はほぼゼロです。
しかし、中国本土では、武漢という巨大な都市が交通封鎖されました。
武漢は、北京・香港・上海・重慶・成都などの大都市を結ぶ交通の要衝で、この町への交通が遮断されたので、中国の経済は大きなダメージを受けることでしょう。
このコロナウイルスの感染拡大を懸念して(米国の活動指数がマイナスになったことも含めて)、ドル売りが進行しました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?