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頭がいいってどういうこと?

さて、今日の話題はズバリ、「頭の良さ」についてです。
過去の記事においても少し言及したかと思います。
実は、この記事はとある媒体に私が昔書いたもののリノベーションバージョンだったりします。
一口に頭の良さと言っても色々あると思います。
そこで、今回は頭の良さの要素を分析してみたいと思います。


1 論理力
これは、物事を論理的に考える力ですね。
こういう原因があるから、こういう結果になるってことを、順序立てて考えていける力の事です。

2 記憶力
言わずと知れた、物事を覚える力です。
何気ない事を覚えている力と、覚えようと思った事を覚える力とがありますね。
覚える速さや精度、記憶の持続性なんかが記憶力の指標になりますね。

3 発想力
これは、論理を超えた所にある新しい発想をする力ですね。
誰も思いつかない事を思いつく様なアイデアマンみたいな人が、これが優れている人と言えるでしょう。

4 応用力
これは既存の知識などを一体一対応ではなく、別の事柄にも適用したり、他の物と組み合わせて使える能力ですね。
ある知識が全く別の分野の発展のキッカケになったなんて話もよく聞きます。

5 空間把握能力
これはどっちかというと勉強とかよりもスポーツやる人とか、乗り物に乗る人とかが強い能力ですね。
例えばサッカーとかで、「誰がどこでどんな動きをするから、今どうすべきか」なんて事をほとんど無意識出来てしまったり、車を狭い隙間に駐車したりとかはこの能力がないと辛いですね。

6 理解力
これは物事について、それが何であるかを理解する能力ですね。
要するに、「ああ、なるほど!」って簡単に思える力です。

7 情報処理能力
これは、上記の各能力の速度、規模、精度の高さを司る物ですね。
これが高ければ、認識したものを一瞬で理解する速読みたいなこととかもできますし、パズルを早く解いたり、広大な範囲の複数の物の動きを予測したりなんかもできます。
あとは、並行または複合的な思考が出来たり、ミスを減らしたりなんかも出来ますね。


さて、あなたの周りの頭のいい人っていうのはどのタイプでしょうか?
もちろん、これらの能力はみんながどれもを持っているので、特にどれが高いのかって話になってきますけどね。
また、これもあるんじゃね?とかいうものも、殆どが上記の組み合わせだったりします。
頭が良い、の裏にはこういった幾つもの概念がふんわりと含まれているので、話していてイメージが食い違うことはそりゃああるでしょう、という話ですね。
私は発想力のある人を頭が良いと思っていたのに、話している相手の人は頭の良い人として理解力がある人の話ばっかりしてる…なんてことが起きる訳です。
これらの分解能を上げていくと、色んなものが見えてくるかもしれませんね。

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