人にものを伝えることの難しさ

人にものを伝えるのは難しいことだが、伝えることを苦手な人と話すときは「この人は何を伝えたいのだろう?」と考えてしまい非常に疲れてしまう。
まず、人に尋ねる際は何を目的としていて、どのような状況があればいいかという順番で聞くのがいいと思うが、伝えるのが苦手な人は目的の説明を飛ばしてしまうことが多い。
たとえば、「Aという場所に行きたいので電車に乗りたいが、どの路線に乗ればいいか」というところを「駅に行きたい」とだけ最初に伝えてくる。具体的ではないので尋ねられたほうは「複数の路線の駅がありますが、どう言った目的ですか?」と聞くとはじめてAに行きたいという目的が出てくる。そして「ああ、それなら……」と言った具合でこちらも答えることができる。

これが会話ではなくLINEなど文字だけになるとさらに難しくなってしまうことが多い。実際に原稿などを書いた際、相手にうまく伝わらなかったところを質問され、口頭で説明してはじめて伝わることも多い。文字数が制限されると伝えることの難易度はさらに上がり、簡潔で短く説明できるテクニックが必要になってくると思った。

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