「スマホを落としただけなのに。」2022/05/23の日記
第1章〜要約時系列〜
体調は良好、精神は上下。
体調も精神も乱高下した1日だった。
・夜、スマホを落として人に生かされてることを知る。
スマホを落としたところ、下側1/4だけしか操作を受け付けなくなり、ほとんど全てのことができなくなった。音声入力でする指示にも限界があった。インターネット共有でPCから操作を試みるも、ミラーリングアプリの操作で頓挫。目的地が特殊な名前でSiriも反応せず、仕方がないので人に頼った。
事情を説明し、簡潔に頼んだところ、快く応じてくれる人が3人もいた。このおかげで、無事2位たどりつくことができた。このことで、柄にもなく自然と他者に感謝している。普段は「自分の力でやっている」と思い込んでいることは、手に収まるサイズの端末を落としただけで、ほとんど全てできなくなるのだという事実を思い知った。
綺麗事は嫌いだが、事実としてスマホを駆使するその日常は、無いとこれだけ選択肢が狭まる。使えないとこれほど心を不安にさせる。技術の集大成を、こうして誰でも手に入れられるこの国は一体どれほど豊かなのだろう。人類史のなかで、ここまで便利な時代はどれほど稀有なことなのだろう。
個人に対しても、人類の文明に対しても、ここまで感謝を感じれたことはない。
そして目的地もとてもいい場所で百数円で、数千円分は楽しめた。明日も足を運ぶとしよう。その残滓もあってか、結果的にはいい出来事だな、なんて感じてしまっている。他者に対する心からの感謝の経験が、数万(スマホの修理費用推測)で買えるなら安い。かなり学習しづらい恩恵だったから。この経験はん何度も反芻したい。外向性の種になる。
明日は修理できる場所を探す。当日中に治らないと予定が狂うが…果たしてどうなることやら。
それにしても蛙の鳴き声がすごいなここは…いい子守唄だ。
・昼、とある学習の動機の無さと賢人からの助言について。
他者と激論を交わした。金がないと趣味を楽しめないと思い込んでいるアホにマウンティングをされて失笑してた。確かに私が貧乏性なのは認めよう。だが、高校で習うような範囲の学習内容が金を払わないと学べないと思い込んでいるのだとしたら、どれほどリサーチ能力がないのだろうか。
今の時代、お金がないと学べないものなどほぼない。払うことで買えるのは、モチベであったり、環境であったり、特定のメソッドに沿ったカリキュラムなどだ。それらは、自分で本を読み、検索し、教材を見つけることができる人間には不要だ。旧世代の人間は必要だと思い込んでいるようだが。
その苔の生えたような価値観に囚われて例外の想定ができていなかったので「他に学ぶべきことがあるんじゃないですかね…」と思ってしまった。主体的に情報を捜していくような学習方法は、金を払って受け身で学ぼうという姿勢でいる限り身に付かないものなのかもしれない。だとしたら、哀れである。
ま、そんな愚物は自然に忘れるとして、学習をとても楽しんでいることを伝えてくれる人や、個別具体的な専門性の高いことに関しては概論だと限度があるよと教えてくれた方もいた。彼らから話を聞けること自体が学びである。主観に凝り固まった私の価値観を溶かしてくれる。多様な視点をくれる。ありがたい。
そして、それとは別に賢人だと慕っている人にも意見を求めてみた。かたや不調、かたや迷走と真っ直ぐな返球ではなかったものの、どちらも重要な示唆に富んだ話だった。
迷走の果てに充実があるという話、異形性を減らし交流と明確なテーマを決めたほうがいいという指摘。もう少し具体的に聞き込まないと、真意が掴めないが、体調が悪い相手に根掘り葉掘り聞くのも気が引ける。老体なのでそのまま逝去するなどということがないといいが。(フラグみたいで嫌だな)
・朝、ご機嫌な朝。
忘れたくないことを手書きでトイレにベタ貼りした。なんでこれ今までやらなかったんだろうというくらいに効果的だ。「”ただやる”をする。コスパのいい努力とは何かを考える、未来の自分を喜ばせるために何ができるか考える、今日の終わりにいい1日だったと振り返るために何をするか考える。」など、思い出したい人生の指針、コンパスのようなものをインストールするのにとても効果的だ。
運動に関しても、迷ったらとりあえずコーヒーを飲んでHIIT-WBをやると自動化したことで、だるい日でもとりあえず体が動かせた。この調子で軌道に乗せよう。休息日もシステマチックにしたい。もっと筋力と柔軟性を鍛えて、あらゆるジャンルのダンスを思い通りにできるようにしたいのだ。
そのためには成長し続ける仕組みが欠かせない。
・今、寝る前。蚊除けにハッカ油を全身に塗ったところ、鼻と股間周りがめちゃくちゃヒリヒリしている。アホすぎる。今日の野宿は鉄塔の下。タープを貼ると秘密基地感があって楽しい。程よい気温なので、心地よく寝れそうだ。おやすみなさい。
・まとめ
気苦労は多かったが今日もいい1日でした。
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