思考の切れ端ぜんぶだすやつ

虫が鳴いている夜、まだ秋の足音はすぐそば。ここだけは行きたいという場所でも見繕っておこうかしら。夏もいつの間にか過ぎていたし、季節を楽しもうとするといつも私は遅すぎる。

自然豊かな温泉地でもふらつきたいものだ。箱根あたりで野宿しようかな。

今日やったことといえば

・図書館で睡眠についての本を読み漁っていた。じっと座って本を読むのは人目がつかないところでしかできないので動き回りながら読むフリーダムスタイル読書。

体と頭を使うと寝つきが良くなる。頭は風景と音が日常とかけ離れた海や美術館、観光などが良い。体は中程度なら150分、高強度なら75分ほどやるといいらしい。今日はHIIT、ダンス、リングフィットをやったので多分ちょうどそれくらいになったんじゃないかな。身体、いい感じにかなり疲れてます。

・意外なとこや詳細を初めて聞いたものだと、中途覚醒時は「頭と両手を使うこと、軽い運動をすること」が眠るために有効だということ。

パズルなどが勧められていたが、個人的にはギターとピアノ、あとWaackin'がいいかなぁと。あと、ヨガや太極拳もよさそう。

ヨガはすっかり習慣化して楽しく色々やってるが(B-lifeのマリコさんには本当にお世話になっている)太極拳はあんまりやってない。なので、図書館で早速やってみた。

なんか、身体の全部を足裏に乗せるようなバランスの取れた姿勢で立つのが基本らしい。体幹維持したまま膝が出過ぎず、足裏に均等に体重を乗せる。ダンスやってるとわかる身体を壊さない立ち方だなーという感じ。足と手と頭ついたサピエンスの身体を効率的に使おうとすると、ある程度共通項があるもんなんだろう。

・筆記開示のやり方も、悩みや不安と、その解決策になる初手を書くというのがいいらしい。始めるまでが大事だとは某メンタリストや読書の虫ならぬ猿の独学鈍器本でも言われていたし、友人も実践していたっけ。

"はじめのいっぽ"を決めるのは本当に大事だな、習慣化する時もそうだし、何かやり始めようと思った時もそうだ。

・楽しいことを考えると早く寝付けるらしい。最近寝る前にその日のいいこと思い出しながら寝てたのだが、あれ正解だったんですね。

シンプルにいい気分だからやってたんだけど。

他には、ベッドを寝る以外に使わないとか(現在進行形で無視しているが)音や光をシャットアウトするとか風呂に入るといいとか定番の情報が並んでいた。やるべきことはシンプルなんだよなぁ…

・意図的な意志力回復呼吸が最高にいい感じの話。

ケリーマクゴニガルの本の内容の実践。めっちゃ効果を感じている。呼吸の吐く息をなるべく長くするだけでここまで効果を実感するとは思っていなかった。結果的になることはあっても、意図的にやって効果を実感はそこまでしてなかった。知識として知っていたが、知恵として実感して深く体感したので、使いこなせるようになったと思われる。なんか運転中にキレた事があったのだが、そうそう、バカみたいな位置で道路横断してるどう見ても馬鹿な奴がいたのよな、その怒りも呼吸法で早々に沈静化させる事ができてたような…

・鬱から治ったけど、その前に続けていた習慣や体の使い方は消えていない。躁鬱の波は賽の河原のようなものだと思っていたが、意識できていないだけで残る資産はあるのかもしれない。

・ソクラテスの問答を軽く読んだが、会話のトーンが知り合いの爺さんに似ているというか、おそらく影響受けてるんじゃないだろうか。あの人も死を恐れていなかったっけか。シンプルにカッコいいよなあ、自分の信じる正しさのためなら命も惜しくないというそのスタンス。まぁソクラテスの場合は人生の楽しみ享受し尽くしたあとだから言えた事な気もするけどね。あの頃あの場所の奴隷階級の人間は果たして同じことを言えただろうかと考えると、また別の見方ができるかもしれない。

・音楽プレイリストを本当に好きなものだけにしたらめっちゃQOLがあがった。妙な忖度や大喜利など聴いた感覚以外の軸で選ぶとそれはノイズになる。なので、その手の副次的な楽しさは別のにまとめて「本当にただ純粋に聴いて気持ちいいのかどうか」だけを基準にして収束させたのだ。自分が本当に大事なものはなんなのか?それにぶつかった時にはなるべく最短ルートで本質に辿り着きたい。そのためには先も触れたソクラテスの問答法が使えそうだ。

色々なことを考えている今の私には必要なものだと思う。明日まとめて適当な問いに使ってみよう。とりあえずは調整&進捗記録システムを多角的に検討して本質を浮き彫りにしてみたい。あれの本質はなんなのだろうか? 満足度…で止まらずに、なぜそれが必要なのか?オルタナ選択肢はあるのか? 優先度や可用性、継続性はどれくらいあるのか?体調が悪くとも続けられる形だろうか?など色々と質問をぶつけたい。

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