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音楽変遷雑感。

朝から大阪の別現場の巡回を終えて名谷です。足場作業は雨天休工。元請さんとの打ち合わせを終え、午後から退社予定です。

名谷の工事もいよいよ佳境です。来週には南面を夜間大バラシ。その翌週は東面を昼間解体。22日の週には完全撤退予定です。大阪からの車移動は辛いですが、現場周辺の環境も良く、いよいよ愛着が湧いてきました。また機会があれば車を飛ばして遊びに来たいものです。

昨日は懐かしい友人とLINEで何通かやりとり。8月に会う約束をしました。音楽関係の職に就いている彼は、僕の音楽の師匠です。僕が幼い頃は、TVで音楽番組がものすごく放送されていました。現代の若者は想像がつかないでしょうが、オリコンチャートなるものがあって、それを繰り返し流すのです。そして、中学時代に出会ったこの友人から、そういう、ヒットソングではない音楽を色々教わりました。

音楽の素養がない僕ですら、聴き慣れない音に衝撃を受けました。そして何より、歌詞が違う、と感じました。ヒットソングの多くは耳障りの良い言葉が並んでいましたが、それとは違う、もっと異質な言葉に触れることができました。「愛だの恋だの煩いねん、あいつら」と、当時売れているミュージシャンたちを指して、この友人がよく愚痴っていたことを思い出します。

当時狂ったように聴いていたブランキーやミッシェル、ナンバーガールなんて、今でも歌詞を見返すとあまりに鮮烈です。もう少し後の世代だと、アンディモリやフジファブリック、スパルタローカルズなんかも言葉選びが最高です。スパルタローカルズの「ロックとハニー」を結婚式で流したのは、今となっては少し照れくさいですが、もちろん後悔はありません。

友人とは、最近聴いている音楽の話もしました。ハンプバック・バウンディ・tuki.・Awichくらいが彼と重複していたでしょうか。その他僕の知らないバンドの名前も彼が挙げていたので、昔よろしく、友人のオススメを追っかけていきたいと思います。

最近では、ラジオであいみょんを初めて聴いたときと同じ衝撃をtuki.に覚えました。あれで若干15歳というのですから、彼女は間違いなく今、天才です。あれだけエモーショナルな声は、過去に聴いたことがありません。

Awichは、すでに大衆に発見されましたね。この先10年は、時代のアイコンになるでしょう。才能とカリスマ性を兼ね備えた女性シンガーという意味では、宇多田ヒカル・椎名林檎以来だと思います。彼女の登場で、日本のhip-hopシーンが大きく変わると予想されます。

第一次hip-hopブームの火付け役はドラゴンアッシュだったでしょう。 ドラゴンアッシュをhip-hopだと定義するかは専門家に任せるとして、リップスライムやクレバなど、hip-hopのCDが売れる土壌を作ったのは間違いなく降谷建志の功績でした。Awichが急速に認知されていく「今」をウォッチしていると、なんとなく、そんな懐かしい時代を思い出してしまいます。




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