五十の手習
あなたは、日々、心が揺さぶるほどの感動ってしてますか?
最近、いつ感動しましたか?
私は「感動マーケティング」という独自の理論で個人起業のサポートやブランディングをしているんですが、ふと気がついたんです。
感動マーケティングといいながら、あれ?
私最近、魂が揺さぶられるほど感動したことってあったかな、と。
魂が揺さぶられるほど、です。ここが大事。
映画を見れば、そこそこ感動ってできますよね。
ジーンときたとか、なんか気持ちがほんわかしたよね、とか。
でも、魂が揺さぶられるほどかというと、そうでもない。
感動をつくるマーケティングやブランディングを教えているのに、本人の私自身の気持ちが動いてないなら、ダメじゃん、、、と至極当然なことを思ったのです。
一般的なマーケティングが合わない人たち
世の中には、オンラインビジネスやマーケティングを教える人、起業塾、講座がたくさんあります。
でも、たくさん学んでも、頑張っても、うまくいかなくて悩んでいる人たちがたくさんいる。
そして、うまくいかない人たちはマーケティング講師からは「言われたことを素直にやってないからだ」とか「甘えてる」とか、言いたい放題で言われて傷ついているんです。
そんな悩める子羊たちと接している中で、あることに気がつきました。
彼女たちは、「感性派」である、ということに。
たとえば、アーティストだったり、ヒーラーだったり、スピリチュアルカウンセラーだったり。
こういう感性派の人たち、もっと具体的にいうと、小さなことにこだわりを持ってしまう人たちは「集客」という言葉にさえも拒絶反応を起こすのです。
集客ってなによ、なんか、客を金儲けの対象にしか見てない言葉だよね、みたいにね。
でも、ちゃんと頑張るんです。素直にやれとか、言われたことを守れ!と言われながらも。
ところが、そもそも感性派の人たちは「自由にやりたい」っていうのが心の根っこにある人達なんですね。
そして、自由にやった方がワクワクできて、オリジナルなアイデアもどんどん沸いてくる、そういう人たちなんです。
巷の退屈な、誰かの焼き直しのマーケティングという型に押し込めなくても、守破離の「破」「離」にいけるのが、感性派の人なんじゃないか、と思うんですよね。
そこで、感性派の人達に向けたプログラムをアカデミーで教ようと思いまして、自分のプロモーションビデオを作っていたんです。
で、音楽を選んでるときに、ふと疑問が沸いてきたわけです。
はて?私って、感動したのっていつだっけ、と。
そして気づきました。日々、PCに向かい、バーチャルの世界であれこれ考えたり、作ったりしていたことに。狭い世界で、指先だけパタパタと動かしてキーボードを打っているだけ…
教える立場として、自分の心が動いていないとダメだよねぇ、と気づいたわけです。
そして、Youtubeで「どんな音楽が魂を揺さぶるか」と自分に問いながら検索してたら、ふと目に留まったのがこの動画。
えげつなくカッコイイ音楽に、セクシーな男女がキレッキレに踊りまくっています。
思わず、踊りたい!!!
と魂が叫んでいたのでした。
でも、、、私はダンスを未だかつて踊ったことがありません。
いや、小学生のときにフォークダンスを踊ったことがあるか。
あと、体育の時間に当時流行っていたYMOの「ライディーン」で踊ったこともあったな、たしか。
でも遥か昔の話です。
体は固いし、ダンスなんてしたことないのに、私に踊れるのか?
と一瞬思いましたが、なぜか不安よりも「踊りたい!」という気持ちの方が優先しまして、すぐに近所のダンス教室に問い合わせて、翌週には体験会に参加していたのでした。
自分の感情を揺さぶり、変化を愉しむ
バーチャルから抜け出し、体を動かす。
リズムを感じる。
頭を使わず、心で感じる、体で感じるってすごくいい!
コロナ禍以降、多くの人がパソコンに向かい仕事したり、ほとんど家から出ないという人もいるかもしれません。
でも、魂が感動していますか?
毎日忙しいと、朝起きて窓を開け、清々しい空気を肺にいっぱい吸い込んで「ああ、幸せだなぁ」とつぶやくことから離れてしまう。
気がつかないうちに、少しずつ「感動に反応しなくなっている自分」になっていく。
まだ初めて1カ月。
まだ全然おぼつかないですが、頭の中では60年代のスイング・ジャズでキレッキレに踊っている自分がいます。
今までは、考えたこともなかったジャズ・ダンス。
この新しいチャレンジで、3年後の自分を思い浮べていまからワクワクしています。
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