【感謝という気持ち】#7 元バイト先のみんな

元バイト先のみんなへ

いつもありがとう。


【問題】

デデンッッ!!!

蓮沼PINO娘が高校卒業後~大学卒業までの6年間(計算が合わない理由についてはこちらの記事をご参照ください)続けたアルバイトはどれ???

①蒸気でホットアイマスク製造工場の財務大臣
②AVの射精の瞬間にえげつない爆発音のSEを付ける映像編集会社の若頭補佐
③個別指導の学習塾の先生




ちっちっちっちっ……




正解は〜〜〜??

ドゥディンッッ!!!

③個別指導塾の先生でした!
見事正解された方にはなんと、わたしからおめでとうございますが贈られます。おめでとうございます。




【第2問】

ギャビンッッ!!!

上記の問題を最初に作成した際、わたしは3つすべてを適当なふざけた選択肢にしたうえで正解は塾の先生と発表して「①〜③の中から選んでくださいなんて、ひとことも言ってませんよー?」っていういじわるをみんなにしようとして、さすがに気が咎めて、やめた???


ちっちっちっちっ…… 


正解はー!

シビンッッ!!!

「やめた」でした!

見事正解された方には、そんないじわるなことを一瞬でも思い浮かべてしまったハレンチなわたしを痛罵する権利が与えられます。
あんっ♡
そんなこと言わないで……///






もうね、ほんといい加減ふざけるのをやめにしたい。
ほんとに。わたしは心からそう思っているのです。

これまでに公開してきた記事は自分ではもう目も当てられない有様。なんでってボケが多すぎる。しかもつまんないボケ。面白いボケがてんこ盛りならそれはホテル椿山荘東京の朝食ビュッフェだけれど、つまんないボケがてんこ盛りとなるとこれは自らの口とおしりを接続してうんちを喰らい続けるようなもの。セルフムカデ人間。あるいは身体が硬くてそれが難しい場合はマインクラフトのネザーワープの手法を流用して口とおしりの前に黒曜石でゲートをご用意されたし。

や、でもね、わたしも最初から最後まで(クライマックスだぜ by モモタロス)真面目に感謝を伝えるってどうも照れくさくて、どうしたって毎回ふざけてしまうの。
ふざけちゃうてことは、ありがとうの気持ちが本当はこもってないんじゃないの?
なんて言われてしまったらわたしも帝京平成大学に入るしかなくなってしまうのだけど、感謝の気持ちはめちゃくちゃあるの!ほんとに!!みんなに感謝してるよ!!!みんな!!ありがとう!!!!
でもどうしたってまっすぐに素直に伝えるのは恥ずかしくなっちゃうから、ふざけのフィルターというか、一種の保身のためにこういうことをしちゃうわけ。ね?

不思議なものよね……わたしなんか本名も姿も隠してるんだから、その時点で恥じらいなんてあってないようなものじゃない……?
なんなら赤面せずには到底読めもしないようなえっちな小説を書いてて、それを不特定多数の人々のお目にかかる場所に放置するという愚行にまで及んでて……恥も外聞もないとはまさに私のためにある慣用句なのに……それでも、人に真面目にありがとうって言うのが、こんなにも恥ずかしいなんて…………。

ということで今回は、頑張って真面目に書こうと試みつつ、とはいえ無理せず、元バイト先のみんなへの感謝を伝えさせてください。


わたしの大学時代6年間のバイト先、すなわちとある個別指導塾でわたしと同じく講師として働いていた先輩、同期、後輩たち。

何を隠そう、24歳現在、わたしの友人は彼らを除いて誰ひとりとして存在しないのです。

それはおそらくわたしの性格に起因するもので、例によって自語りTimeとシャレこもうぜ。な?


小学校の頃。公立小学校ゆえ地域により学区が定められており、そのため友人たちとは必然的に住んでいる場所も近く、わたしたちは毎日のように誰かひとりの家に集まっては『サルアイトーイ』や『塊魂』に興じておりました。

わたしはひとり中学受験をしたので、地元の公立中に進んだ友人たちとはそこで離ればなれになっちゃった。

そして入った中学、高校。数少ない友人とは6年間も一緒に過ごしたし、笑ったし泣いたし時には拳をぶつけ合った。毎日飽きるほど顔を合わせた。

そんな彼らとも、大学受験で離ればなれ。現役で入った私大には高校の同級生が何人かいたけれど、過去の記事でもたびたび触れた通りわたしは一瞬にして不登校からの退学というマイクロビキニのような結末を迎え、別の大学に再入学を果たして夢のキャンパスライフのスタートラインに再びイキリ立ったのは、高校の同級生たちに遅れること2年。新しいお友達ってどうやって作るんだっけ〜〜!?!?と、わたしが持ち前の精神的不安定性を入学後数日でさっそく露呈していた頃、現役で大学に進んで至極真っ当な生活を送っていた高校同期たちは、早くも就活に向けて企業研究を進めたりインターンシップに参加したりしていたのです。

と、この時点でわたしは社会生活において同世代に対しかなりのビハインドを喫し渚をスローモーションで走るも夢の中だったわけですが、それがどうして元バイト先の人しか友達がいないってことになっちゃうわけー?


それはたぶん、わたしが「わたし」でしかいられないからなのです。 

 

急にジャム・ザ・ハウスネイルのエンディング曲のようなことを言い出した蓮沼ですが、みなさまいかがお過ごし?
まあまあ旦那、ここはどうかひとつ耳裏をくゆらすようなつもりで、聞いてやってくださいや。彼女だってああ見えて必死なんですわ。

例えば、みなさまって普段生きてて、いろいろやってるじゃないですか。会社や学校に通っているかもしれないし、それこそアルバイトをしているかもしれない。推しのアイドルグループのイベントに足を運んだり、趣味で料理教室に行くことがあるかもしれませんね。一緒に行くのは幼なじみか、中学か高校か大学の同級生かもね。


でね、わたしは問いたい。


そういうときって、みんなどうやってペルソナを切り替えてるの?


わたしで言えば、実家暮らしだから家では娘であり姉としてのわたしがいるわけじゃん、で会社ではヒラ編集者兼マーケターとしてのわたしがいるよね、お休みの日にはたまにお笑いか舞台か地下ドルのオタクしてるわたしがいる。お笑いはね、まあ新宿か神保町かな。舞台はだいたい下北沢、地下ドルになると新宿、下北、西永福、渋谷あたり?渋谷は街のチャクラが蟠ってる気がしてあんまり行きたくないんだよね個人的には……WWWとかQUATTROとかAsiaとかチェルシーホテルとかeggmanとかMilkywayとか、好きなライブハウスは渋谷いっぱいあるんだけど……まあどこも西永福JAMには敵いませんわ(🌾個人の見解です)。西永福JAMの何が最高って、ソフトドリンクだとチケット1枚で2杯飲めるの。わたしってお酒アレルギーでまったく飲めないからライブハウスではいっつもソフドリオンリーなんだけど、2杯も飲めちゃうとすごいお得な気分するよね。しかもそのソフドリっていうのが、コーラとかジンジャーエールとかスタンダードなやつだけじゃなくて、なんかマンゴージュースとかクランベリージュースとか、おしゃれなやつもあって、ほんとに大好き。


や、なんの話やねん、ペルソナペルソナ!

そう、わたしはそんなふうに、自分が今この瞬間に所属しているコミュニティに応じてペルソナを使い分けるということができないのです。

高校の頃の友達と話すときは高校時代のわたしとして、会社の人と話すときは会社メンバーであるわたしとして、弟と話すときは姉として──みたいに分けることができなくて、ぜんぶ「わたし」になってしまう!!!まじで!!!!

わかる?わかんない??わかんなかったらごめん。

まあ簡単に言うと、「仕事モード」とか「友達モード」みたいな切り替えが一切できなくてチャンネルが1個しかないってことね、アホの子だから。


そのせいで、わたしは人間関係が何もかも上手くいかないのです。


事実、小中高の同級生や先輩後輩で今でも連絡取ってる人、ほんとにひとりもいません。そもそもLINEに残ってるのが3人とかだけ。うち2人は陸上部で仲良かった女の子たち。1人はたぶんわたしのこと好きだった後輩の男の子。

ほんの数ヶ月前に卒業したばかりの大学の同期も、卒業してから一度も会ってない。これに関してはそもそも在学中から友達があんまりいなかったというハンデがあるんだけど、だとしてもまあまあ仲良かった子いたのに。一緒にヌン活したり、ピューロ行ったり、中野ブロードウェイのお気に入りのお店が閉まっちゃう日に慌てて駆け込んだり、そのあと中野のガストで語り合って終電逃したり、そういうことをする仲だった友達が。でもその子とも、卒業式で顔合わせてすらいない。


たぶん、「大学」っていう箱、「高校」っていう箱が用意されてたら、わたしはわたしのままでいても自動的に「この大学に通う蓮沼ぴのこ」っていうラベルを貼ってもらえて、そしたら最低限同じラベルの人と接していればいいから、辛うじて上手くやれてたのかもしれない。

でもその箱から外に出た途端、いきなり生まれたままの姿で放り出されたわたしはどこに向かえばいいのか、誰と出会えばいいのか、何を成し遂げればいいのか……そういったことが何もかもわからなくなってしまう。


そのはずだったのに。


だから今回も、卒業しちゃったらもう二度と会えなくなっちゃうんだろうなって思ってたのに。


元バイト先のみんな!!

どうして卒業したあともわたしと仲良くしてくれてるわけ!?!?

嬉しいんだけど!!!!!!!


思い返せば、「個別指導塾」という箱自体がちょっと特殊だったんだと思う。
学校や会社みたいに周囲との関係性を前提として自身の人格を構築しなくてもいいというか、むしろ逆に自分の人格をベースにして関係性を築くことができる。バイト講師同士の関係はあくまで同僚とはいえ基本的に個人プレーだし、生徒も生徒でわたしたちのことちょっと年上の友達としか思ってないし。

なんか、そういう距離感がわたしにとっていちばんちょうど良い気がして、めちゃくちゃ居心地がよかった。

だから珍しく、っていうか唯一、わたしの中で、卒業してからも関係が保たれてる。元バイト先のみんなとは。うん。


元バイト先のみんなへ

わたしの友達でいてくれてありがとう!

みんなでまたお出かけしようね!気絶するまでメダルゲームする会もまたやろ!!
いっつも車出してもらってて申しわけない……🙏🥺
その恩返しもしなきゃだし、来週三連休だからどっかで会お!!

さよ〜〜なら〜〜〜〜😴😪

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