これから小学校へお子さんをご入学させる若きパパママへ〜学級編制にまつわるエピソード(1)〜

春です。
卒業、入学、進学、と学校にまつわる出来事が何かと多い季節です。

福岡の中学校で起こった学級編制にまつわるこんなニュースがありました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9494e6136e513395db1560eaecdda52f877a23cb

専門用語「学級編制」については、こちら↓
    ↓        ↓
https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2011/07/29/1295041_2.pdf

自分のエピソードを話します。

大学卒業の春、教員採用試験に合格をして大学を卒業した学生には、
新任者として採用される学校の校長から直接自宅へ電話がかかる、
と言うのが昭和63年当時の採用通知でした。

自分にもある日、自宅の電話機が鳴りました。
待機していて、タイミングとしてはその電話に違いない、と
受話器を取ると、案の定でした。

「おめでとうございます!荒尾第二中校長の🔵田です!」

弾んだ校長先生の声でした。
昨日のことのように思い出す、それからの対話。
(以下Nori・・自分  🔵・・校長先生)

Nori「あ、ありがとうございます。・・・今、中(ちゅう)って?」
🔵「はい、荒尾第二、中学校、の校長、🔵田です!」
Nori「あの・・自分、中学校の免許は取らずに卒業したんですけど・・」
🔵「は?・・・・・」😨
Nori「あの、副専攻放棄という手続きで、小学校の免許だけ持ってて。」
Nori「それでもよろしいんですか?」

(・・・・すでに、校長先生、絶句状態・・・・)

Nori「あの・・・」😨

(ようやく正気を取り戻されたご様子で・・)

🔵「そ・・それでは、おってどちらからかお電話なりあると思いますので
またしばらくお待ちください。そ・・それでは失礼します・・・・ガチャ・・・」

受話器を置くと、何となく悟った・・・「あ、不採用だな」と。
で、大学に出かけていくと、桜咲くキャンパスに、チラホラと
大学オーケストラ同級生の顔。なかの一人、同じヴァイオリンパートの
Sなが君が、満面の笑みを浮かべて近づいて
「やあやあ!一緒に住もう!」
と、いきなり言ってきた。彼も荒尾第二中に新規採用だった。
事情を話すと、彼も絶句・・・😂

そんなこんなでどよ〜〜んとして待つこと2日。
再び自宅の電話が鳴って・・・
「もしもし、こちら天草町教育委員会ですが、小さな分校の採用ですが
おいでになられますか?」 と!😍

行かないわけ、ないじゃあないですか!!
新規採用、正式採用!
もう一度、採用試験受けないといけないのかな・・・と
半ば思っていたわけですから。
首の皮一枚でつながった・・・そんな思いでした。(続く)

母校、熊本大学の赤レンガ。この近くの図書館前でSなが君に、自分の顛末を伝えた。






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