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ArtiSTAREサッカースクール1周年

ArtiSTAREサッカースクールを運営して一年が経ちました。
数々の方に支えていただき感謝しています。本当にありがとうございます!

2人の生徒から始まり現在7人で日々の練習をさせていただいてます。僕らArtiSTAREも精一杯応えていきますのでこれからもよろしくお願いします。


1年が経ち、サッカースクールを運営して感じた事を今日は書いていきたいと思います。


運営してまず感じたことは『フリースタイルフットボールはサッカーに還元する時期がきた』ということ。

サッカーから派生したこの競技はサッカーへの能力向上効果が素晴らしいもので(蹴鞠の時代から考えるとむしろフリースタイルフットボールからサッカーへの派生がもしかしたら正しいのかもしれませんがそれは今回おいて)バーンスタインが提唱したコーディネーション能力向上からの観点からしてもフリースタイルフットボールはサッカーのトレーニングとして最適なものだと確信できました。

高校生時代に僕自身がフリースタイルフットボールと出会い、サッカーを本格的にやるかたわらフリースタイルの練習をして思ったのが『サッカーの練習より自分が上手くなっていくのがわかる』ことでした。
座る、寝そべる、回転する、逆立ちするなど様々な運動要素を多分に含むこの競技の特性はボールコントロールを磨きながらまさにボールコーディネーション能力を磨いているといっても過言ではありません。ゴールデンエイジとされている小学生でこの競技に触れる、体験できるという事は高校生からこの競技に出会った僕からしたらかなり羨ましいと感じることです。

フリースタイルをやってみたものしかわからないかもしれませんが一見サッカーには無駄にみえるあれらの動きは手足の末端感覚神経にまで刺激を与えるかのごとく僕らを器用にしていきます。この競技をやっているとネイマール選手や小野伸二選手、ロナウジーニョ選手などが遊びでやるあの技の感覚は異次元な発想とプレーを導いていくのが納得できるように思います。


無論フリースタイルフットボールだけやってもサッカーは上手くはなりません。サッカーには戦術やフィジカルといったフリースタイルフットボールにはない要素も多く含まれるためです。
しかし、戦術は座学でもすみますし、フィジカルは身体の発達期にやると考えたら小学生のゴールデンエイジにやるフリースタイルフットボールはサッカーで上に行くための最適解だと僕は考えています。

過去に3人ほど小学生の時代にフリースタイルフットボールをやりながらサッカーを本格的にやる選手を見たことがあります。

1人はアメリカのプロリーグに契約、1人はヨーロッパ。1人は今まだ中学生ですが新規チームのセレクションに合格できたようです。

この選手達はフリースタイルの意識も高くすでに僕よりフリースタイルが上手い選手もいます。このことから考えてみてもプロサッカー選手への道としてもかなり精度の高いトレーニングになるのではと感じています。

結論としてフリースタイルフットボールはサッカーのトレーニングとしてかなり相性が良く、今後のトレーニングアプローチとして多くのチームに取り入れられるであろうと確信しました。その先がけとしてプロのフリースタイルフットボーラーとしてスクールの立ち上げに挑戦できたこと、このコンセプトに賛同していただいた皆様に支えられていることにとても感謝しています。


これらが一年を通して感じたこと、確認できたことです。今はまだ生徒達もトレーニングを開始して一年しか経っていないけど長く続けてくれた子達がプロのサッカー選手やプロのフリースタイルフットボーラーになってくれたらこれほど嬉しいことは無いしそこを目指して僕は指導現場に立とうと思っています。

何故今までフリースタイルフットボールはサッカーのトレーニングに本格的に取り入れられなかったかというとそれは簡単な理由でフリースタイルフットボールが難しすぎるからです。(高校世代では取り入れている所もあるみたいですが)
サッカーをやりながらフリースタイルフットボールを本格的にやっている人というのはかなり少なく、指導者として勉強してる方はそこからさらに減っていきます。
それらの難しすぎるスキルを僕らは研究し、細分化し、段階化して子供達に伝えてます。
これらはArtiSTAREの10年以上の歴史からくるスキルのノウハウならではできる事だと考えています。

僕らはロナウジーニョ選手、ネイマール選手、小野伸二選手みたいなボールコントロールに遊び心がある選手を狙って輩出しようとしています。

この試みがもし面白いと思った方はぜひ一度綱島に体験にお越しください。選手としてでもコーチの指導体験としてでもどちらでもけっこうです。

多くの方々といろんな形で高みを目指していければこれほど嬉しい事はないです。
この記事を読んだ皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。

それでは今日はこんな感じで。

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