【ドラマ 天狗の台所】無理に「大丈夫」って踏ん張らなければならない時について考える
人のこころが動く瞬間を見せてくれるドラマが大好きです。
過去にXに投稿した感想postを整理して載せていきたいと思います。
もとがXのpostで、短文を連ねる形だったので、noteにしたら読みづらくなっているかもしれません。ごめんなさい。
#天狗の台所 第8話
ホッコリだけど切ない。
切ないけれどホッコリ。
それが積み重なる回でした。
お腹が減ると凶暴になる基さんがかなりツボでした。頑張って我慢して抑えてこれです、みたいな🤭
基さんが凶暴になっていても、椎茸の飾り包丁は省略しないところがやっぱり丁寧。
1/9
有意さんがいつもいいなぁ。
少しだけ外の世界の空気とかテンポ感を運んできてくれるんだけれど、ベースはここの生活に寄り添ってくれていて。
2/9
大人二人でお酒を飲むシーンがよかった。
基さんはいつも優しく物知りな大人なんだけれど、歳をとらない存在というかそういうものからちょっと離れた感じがしているので。
有意さんとの場面で、大人の男性なんだなぁという感じとか、ここで重ねた年月を感じた。
3/9
珠緒ちゃん、基さんガチ勢だった🤭
珠緒ちゃん、賢い子だなぁ。そしてここでの一年、基さんから大事なことをいっぱい吸収したんだね。
むぎと会話ができなくなってしまった時の表情がたまらなかった。でも賢く優しい子だから、一人でじっと噛みしめる。
4/9
珠緒ちゃんは、一年が過ぎた後のオンくんの姿で。
もと居た場所に戻ったところで元どおりの自分ではない。ここに居たとしてもこのままの自分ではない。
それを目の当たりにしたオンくんは、色んなものがブワッと迫ってきたのだろうな。オンくんが大人の目になった。
5/9
じっと一人で考え続けたであろうオンくんがとうとう、羽根のことを直接基さんと話しに行った。
作業をしながら背中で語ることの多かった基さんが、とうとう振り返った。
「大丈夫だ」って言いながら、基さん泣きそうじゃないの🥺
6/9
人間、自分がぜんぜん大丈夫じゃないのに「大丈夫だ」って言わなければならない時があって、主にそれは、大人が子どもに対して、相手を不安にさせないために、歯を食いしばってでも大丈夫を装う時なんだけれど。この時の基さんはそれなんじゃないだろうか。
7/9
淡々とオンくんの食べたいものを作って一緒に食べる。それに気づいてお礼をいうオンくんがとても大人になったし、照れて挙動がおかしくなった基さんが可愛らしい🤭
大袈裟に語り合わなくても、日々の営みの中で心を通わせていく二人がとても愛おしい。
8/9
何かを選び取ることは、他を選び捨てること。
どちらの道を進むのも正解だけれど、どちらにしても何も失わない道はない。
生きること自体が悲しみや切なさを含んでいるものだけれど、だからダメという訳ではなく、だからこそ色んなものを愛しんでいきたい。
9/9
#天狗の台所 #駒木根葵汰 #越山敬達 #塩野瑛久 #村山輝星 #ドラマ感想文