見出し画像

【ドラマ 体感予報】瀬ヶ崎さんの恋の自覚について考える

人のこころが動く瞬間を見せてくれるドラマが大好きです。
過去にXに投稿した感想postを整理して載せていきたいと思います。
もとがXのpostで、短文を連ねる形だったので、noteにしたら読みづらくなっているかもしれません。ごめんなさい。

2024年4月13日の連続post

【瀬ヶ崎さんの恋の自覚について考える】

ドラマ体感予報に対する熱い思いをひたすら語るpost
1/8

瀬ヶ崎さんは、自分はダヨちゃんが好きなんだと気づいた時、どんな気持ちだったんだろうなーと、時々考えます。
瀬ヶ崎さんは最初は「理屈抜きでなんか心地いい」で、それをあとから(そして外から)整理すれば、今まで得られなかった「無条件の肯定」に安らいだ、ということなのかと(勝手に)思っています。
2/8

自分はダヨちゃんが好きなんだと気づき、自分が男の子を好きになったということを、どう受け止めていたのか。
初めてした時の回想が何度も差しこまれる。
汗とか息切れとか、独特の虚脱感。雨の音。
なんとなく湿っぽく暗く、後ろめたい感じの瀬ヶ崎さん。
3/8

瀬ヶ崎さんも怖かったんじゃないかな。自分の思いや人生にダヨちゃんを巻き込み、後戻りできないところまで来てしまったことが。
恋愛の「好き」を向けるということは、それまでの穏やかな時間が終わるという事で。そして、残念ながらいまだ乗り越えるものが多い世界に引きこむという事で。
4/8

だからといって「じゃあ辞めとこ。友だちがいいや」って言える段階はとっくに通り越してる訳で。
反応を伺う時にかすかに怯えたような顔をすることも、傷ついた時に「あっそ」で飲みこむことも、クッソ言葉足りないことも、試し行動することも全部、怖いけど止められない自分を持て余していたのかな。
5/8

美しく聡明で、年上で、命令する立場なので忘れてしまうんだけれど、瀬ヶ崎さんだって20代前半からやっと半ばに差しかかった青年なんですよね。
初めてのことばかりで、何が正解か分からなくて、探り探り進んでいる。
6/8

最終話で思いが通じ合ったあと、「分かるようにしてやるよ」の時ね、瀬ヶ崎さん、「もう知らねーから」って言うのね。
「もう知らねー」=手加減しない。
逆にいうと、それまでずーーーっと抑えてたんかい!っていう。
7/8

そこそこ高給取りの瀬ヶ崎さん、乾燥機もシーツも買わず、「晴れの前の日に」という謎ルールにしたのは。
ダヨちゃんを精神的にも肉体的にも100%で求めてしまわないように無意識にブレーキをかけているのだとしたら。

けなげ過ぎやしませんか?
8/8

#ドラマ体感予報  
#樋口幸平 #増子敦貴


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?