シェア
Jf
2015年9月19日 20:12
2015年9月21日 00:38
2015年7月20日 03:44
きみと見上げた あの夏の花火は綺麗に夜空を彩ってあっという間に散ってしまったねそれから次の花火が上がるまでのわずかな間にきみは『さよなら』を呟いたよね聴こえないほどの小さな小さな呟きだったけれどぼくには確かに聴こえたよいつかぼくに言うための台詞だったってことに気づいたよ
2015年7月19日 16:09
金魚すくいのポイが破れた瞬間、この恋は叶わないと気がついた。
2015年7月19日 15:38
ぼくがきみを 夏へとつれだすからきみはぼくを 冬からつれだしてよ
2015年7月8日 03:00
思い返せば最初から不意を突くのが上手な人だったねだからさっき「さよなら」を突然 言われてもそんなに驚かなかったよ思ったのは「最後まで不意を突くのが上手な人」ただ それだけ次の不意はないんだな、ってただ それだけ
2015年7月8日 02:48
ねぇ あの時「好きだ」と言ってくれなかったのはざんざ降りの雨だったから?それとも私が違う誰かを好きでいることに気づいていたから「好きだ」と言ってくれていたなら今日は違う一日になっていたのにバカだね あなたは
2015年7月8日 02:40
そのとき、ぼくらはビー玉みたいに恋を転がしてはただ 笑い合っていたそれから、ぼくらはおはじきみたいに気持ちをはじいてはただ ふざけ合っていたあれが恋というものならばそこでおしまいにすればよかったのにやがて、ぼくらは愛というツールを手に入れたとても便利で気持ちがよくてよく 持ち歩いていた「いつかは別れがくるものよ」きみが好きだという作家の小説のあてにならないフレイ
2015年7月7日 16:26
人もまばらな空港に向かうJRの中で、小さく声に出して呟いてみる。「よりによって、なんで今日なんだよ…」仕方ない。北海道では、七夕と言えば8月7日が“標準”なのだ。だから誰も意識していない。気にもしていない。ただの7月7日。けれども彼女、そして自分にとっては違う。七夕は7月7日。搭乗する飛行機は新千歳発羽田行の最終便。そこから乗り継ぎを重ねて、目的の街へ着く頃には日付がもう変わっている