マガジンのカバー画像

本のこと

7
本について考えるための文章をマガジンとしてまとめます。
運営しているクリエイター

#読書

本の読み方(主に哲学的、詩的な)

本を読みながら、本当に素直な気持ちで、色々と考えたり、感じてみることで有意義な時間を過ごすのが大好きだ。ノートに書き出しもする。もちろん、ページ当たりの進みはすごく遅い。 速さは全く問題にならない。「何かを見つけられること」が本を読むにあたり、自分にとっては最も重要だ。極端なことをいうと、何かを見つけられたら、そこで終わってもいい。流れで次にいって、深めるのもありだ。 「見つける」のは、本の主題、著者が最も言いたいこととは離れたところにあることもある。むしろ、「見つける」

本の声

5、6年くらい前にちょっと変わった読書会に参加した。大学のサークルをきっかけとして付き合いのある知人が、勉強会を勉強カフェでやってるみたいで、そうしたイベントの一環だった。清水幾太郎の「本はどう読むか」の目次と内容の重要なところを読んで、それから参加者で「本」や「読書」について語るというものだった。 僕にとっては、読書自体は個人的な趣味であり、自己探索の方法と思っているようなところがあるため、「読書会」と名のつくものに参加したことはないし、これからも無いと思う。だから、読書