いちから株式会社の今後

のっけからこれに触れるのかと、書いてる自分でも重い話題と思って微妙に気後れしてますが、まあ始めるきっかけだったのでパパッと書きます

この記事は会社経営などに詳しくない方に分かり易いように書くことを旨としているため、人によっては余計な説明と取られてしまう部分も有るかと思いますが、そこには留意お願いします

あと一応断っておきますと私は内部の人間ではないので、外部から見える情報から判断して色々と推測して話を進めていきます。間違った情報・判断も多々見受けられるかと思いますので指摘があればよろしくお願いします


それではまず核心に触れると、おそらくいちから株式会社は伊藤忠商事の傘下に入ったでしょう。これは伊藤忠のHPで確認できますが「資本業務提携をいたしました。」とあります。資本業務提携は強い繋がりですが、これを引き受け先が4社の中わざわざ伊藤忠のみが発表したことから、いちから内での影響力が大きいと感じたため子会社にした、またはするつもりであると私は見ています。ただこの言葉のみでの判断ではないので、以下で何故そう思い至ったのかの説明をしていきたいと思います

子会社の詳しい説明はwikipediaなどにお任せしますが、『実質的に支配されている』という認識であればこれからの話も理解できると思います

少し難しい話ですが子会社となったかの判断として、増資金額を推測要素の一つとしています(時価判断の話をコメントでもらいましたが、ここではあくまで分かり易く帳簿価額且つガバガバ計算で行かせて貰います。利益が出ていない予測からプラス評価は少ないという判断も含みます)。2020年4月付けの増資は約19億ですが既存の株式(資本準備金含む資本金)は約7億でした。この19億という額が結構重要で、この増資のすべてを伊藤忠が引き受けていた場合全株式の七割強を一つの会社が持つことになります。ただ一応この時の増資には前述の通り4社が関わっており、すべてを引き受けたと考えるのはちょっと有り得ないですが、それでも伊藤忠が実質的支配(株式の過半数を所持など)している可能性は十分に有るということが分かるかと思います

ここまで書いておいてなんですが「実質的支配(株式の過半数を所持)」という言葉にあまりピンと来ない方もいるかもしれないので軽く説明しますと、株式会社において非常に重要な「株主総会」では株式の保有率が物を言います。国会における議席のようなものと考えてもらえれば分かり易いかもしれませんが、過半数あればかなりの理不尽でも押し付けることが出来ます。それが「株式会社」という制度です。(まあアホな案をゴリ押ししまくったりすると経営破綻しますが…)そうして実質的に支配している会社が有る場合、それを親会社といいます。この場の話ではいちからにとっての親会社が伊藤忠ということです。まあ実際の親子よりよっぽど言いなりですけどね…

(株式会社株主総会の詳しい説明はwikipediaなどにお任せします)

そしてこの株主総会は、日本の場合ほとんどが6月か5月に行われます。つまり4月中に株式を取得した伊藤忠は後に開催する株主総会で経営に関わる気が満々という推測が出来ます。おそらくですが取締役などの役員人事が主だったものではないでしょうか。なので6月中にいちから株式会社の取締役が増えたり減ったりしてないか、ここが注目点な気がします。更に言うなら伊藤忠のプレスリリースから読み取りましたが結構わかりやすく海外寄りに舵を切るんじゃないでしょうか


ふー。まあここまで書いていてなんですが、いちから株式会社は2019年8月付けで約7億の増資をしているんですよね。この増資の前後でちょっと変な舵取りが見受けられます。主に海外方面で。しかも引受会社にあからさまに大陸の影が…

ここからは与太話になりますが、正直この第一増資の時点でもう創業メンバーにはあまり実権は無かったように思われます。そしてその後無理な事業拡大を続けて資金難。株主も「あーこれはもうダメかもわからんね」と思ったところで大陸大好きなあの企業がお買い求め。今のところこんな流れではないでしょうか。まあ謎に会計士が役員に居ることから元からお買い上げ路線だった可能性もありますが…

企業自体は上手く行っているように見えるかもしれませんが、経営はかなりガバガバな印象を受けます。パッと見で目立ったのは初期の「3D化」ですが、多分正直なところ全然儲からないですよね。1件で数百万(相場)かかり且つ周辺機器も高額な割には、ライバーの普段の配信は相変わらず2Dなので全然扱えてないです。Vtuberの黎明期は3Dが主流で内製企業が多かったと思いますが、外注なら(内製でも新事業では)気軽に手を出すべきではなかったかもしれません。あとコケてる企画がちらほら…いや、素人の妄言はここまでにしておきます。


分かり易く書いたつもりでも色々と穴だらけで分かりにくい文章・構成になってしまいました。精進したいです

それでは、お読みいただきありがとうございました

記事内にlinkを追加しました。ブラウザのせいか操作がおぼついてないですが読み易くなれば幸いです。wikipedia使いすぎ問題

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