Team Monsoon 根津氏による SpinnZack50tifwのインプレッション
SpinnZack 50tifw / スピンザック50tifw
■インプレッション
2016年秋、1カ月超にわたるグレート・ヒマラヤ・トレイル(GHT)の旅で、スピンザック50tifwを使用してきました。
今回、このザックを選んだ理由は、「軽量」「丈夫」「背負い心地の良さ」の3点です。
GHTは、ヒマラヤの高所登山とは異なるとはいえ、標高5,000mオーバーの氷河地帯もあれば、標高1,000m前後の亜熱帯エリア、さらには砂漠地帯などと、さまざまな地域を歩きます。
そのため、必然的に携行するギアは増えます。できればザックの自重は抑えたいけど、MAXで25kgまでの荷物を背負っても快適でありたい。そう考えたときに、頑丈なフレームを搭載しながらも総重量が約650gしかないスピンザック50tifは魅力的でした。
また、環境変化も激しく、さらにバスやジープ等で手荒に扱われることを考慮すると、丈夫さも不可欠。その点においてもこのザックは優秀でした。縫製ポイントが非常に少なく作られているので、気をつかって扱う必要もありませんでした。
2016年 PCTでもSpinnZack50tifwを根津氏は使用しました。
気になった点としては、本体およびサイドポケットの容量。GHTの旅においては50tifwでは正直足りませんでした(ポーターにも参加いただくほどの旅なので私たちも相当量の荷物を背負います。結果外付けでしのぎました)。また、私の場合、水分補給はハイドレーションではなくボトルを使用しているため、基本サイドポケットから出し入れします。しかし、このザックは細身でサイドポケットの容量が小さいため太いボトルは入れることができませんでした。
FREELIGHTより
根津さん FREELIGHTのご利用 またインプレありがとうございます。
PCTでは問題なかったようですが やはり荷物をたくさん持つGHTでは小さかったようですね。
現在のFREELIGHTの体制ではやはりこのサイズのバックパック製造が最大サイズだと思います。申し訳ございません。
お会いした時に『 背負いやすかったから もっと大きなザックを作って! 』 はとてもうれしかったです。
サイドポケットですが・・
これは私の好み フィールドではザックのサイドが木々などに引っかかりたくないので
出来るだけ薄く作りたかったためです。
私共が海外ロングトレイルを歩くときは500mlのペットボトルを2本片側にさして歩いているんですよ。
今後これが両立するシステムが上手く出来れば良いと思います。
根津さん 引き続き FREELIGHT製品の品質向上に協力くださいね!