販売メーカーは修理してくれますか?


『あなたがお使いのテントやタープ 販売メーカーは修理してくれますか?』  こんな事に疑問を持った私たちの関係者が居ます。 
FREELIGHT新潟工場の工場長 小暮です。 

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彼はFREELIGHTメンバーになってから早や8年目。以前は大手メーカーでテントやタープの製造責任者として活動し、今ではFREELIGHT幕類の工場長やMSR幕類(日本モチズキ)のアドバイザー。 同時にテントやタープの修理職人としても活動をしています。

その彼が修理依頼のお客様から相談を受ける中で多いのが 「メーカーが修理をしてくれない」つまり売りっぱなしのメーカーが実際は多数ある事。

安売りするために作られた量産品ではある程度理解できるかとは思いますが、最近では国内での少数生産を売りにしたメーカーなのに修理はしないところがあるというのです。

そこで皆様にお聞きしたいのですが 

『お使いの幕類 メーカーは修理を受け付けてくれるでしょうか?』

高価な輸入テントやタープでも取り扱いが元々雑貨を扱っていた商社の場合、修理を受け付けないところが多数あるそうです。(実はこのケース 多いのだそうです)
修理は簡単では? と思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、1辺が数mにもなる生地を単純に縫製するだけでも大変なのに、力のかかり方など構造を考えて修理となると簡単な作業ではありません。
そのためアウトドア製品を取り扱った経験がなかったり ただ輸入するだけの所では修理が出来ないのです※

また国内製造を売りにする小さなメーカーでも、少し手がかかる修理はしてくれないそうで、他社さんの修理依頼が私たちの新潟工場に届いたりもしていろいろな事を私たちに教えてくれます。中には修理を断るだけでなく補修生地すら供給してくれない所もあったようです。

メーカーで修理を断られたお客様も、「どうして?」と疑問に思われたようですが、修理はテントやタープを製造するよりも技術も経験もいる難しい仕事。それはSNSなどで自社製品を宣伝するより難しい仕事かもしれませんが
せっかく「日本での物作り」を売りにしているなら 製品と向き合い
お客様と向き合っていただきたい と本当に悲しくなります。

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そんな修理不可として持ち込まれた製品と向き合い、出来うる可能性を探りながら修理を行い、もう一度フィールドに戻そうと頑張っているのがFREELIGHT新潟工場の工場長 小暮なのです。

アウトドア用品は大切に扱っていたとしても、自然を相手に使う道具なので壊れてしまこともあります。
年月が経っていようと、購入してから日が浅かろうと、いつ何時壊れるかは誰にも予想することができません。
そしてそれらが壊れてしまったら頼るのはまずはメーカーだと思うのです。

皆様におかれましてはメーカーで購入後のメンテナンスはしてもらえるのか、という事を確認して頂いてから購入する必要があるのではないでしょうか?

勿論我々FREELIGHTの製品も壊れることもあり、持ち込まれた中には修理不能な物もございますが、それらは本当に修理の範囲を超えてしまっているものであったり、構造上 ここに手を入れると強度が著しく低下するものであったりするものです。
そんな時は 出来るだけ可能な新たな方法をアドバイスを行っています。


※ 誠実な販売を行おうと我々の工場に修理(契約修理)を依頼する所も最近出てきています。

※ FREELIGHT 新潟工場の製品はこちら 
 >>http://freelight.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=1474197&csid=0