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2泊3日ホームレス生活をしてみたPart2(1日目の夜)


みなさんこんにちは!森島聖佑です!

今回は、前回の続きの2泊3日のホームレス生活の体験談の続きをしたいと思います!

もしまだ前回の、2泊3日ホームレス生活をしてみたPart1を見ていないよ!都という方は先に見ることをお勧めします!

ホームレス生活を決心した未成年の男がとうとう家のドアを開け、

ついに、男の挑戦の始まりを迎えました!

寒い夜の中、どのようにして過ごしたのか?

それでは早速前回の続きからです。


1日目の夜。寝どころ、拠点の確保


寒い夜。冷たい夜風に吹かれながら、

風呂上がりで、少し体も温かいうちに私は寝どころを確保しようとしました。

目標は、体温かいうちに完成させることでした。

まずは、近所の商店街で大きめの段ボールを2枚ほどと、小さめの段ボールを3枚ほどを確保しました。

そして、今回の戦いの地。近所の公園へ行きました。

(遠くに行かんかい!)

と思われた方もいますが、

あくまでシミュレーションなので、何か警察沙汰の緊急時代があったときを考えると、まだ未成年なので親が関係するので場所が遠くだと多大な迷惑をかけてしまうので、近所にしました。


話を元に戻します。

リュックを背負い、段ボールを持ち、冷たい夜風に吹かれながら自転車をこぎ、事前に決めていた公園へ行きました。


まずは、寝る場所の確保。


身長が176cmの私がちょうど横になれるほどの縦に大きな石状のもの?

がある公園があるのでそこを拠点にしました。

その縦に大きな石状のものの上に、大きなを段ボールをサイズに合わせて、2枚載せました。

画像があります!

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こんな感じです!しっかり横になれるほどのスペースがあるのです!

そして、残りの3枚の段ボールは、1枚は、枕の高さを出すために使い、残りの2枚は体に巻き付けるようにしました。

そして、掛布団、光を遮断するために上からレジャーシートをかぶせました。

家

だいたい30分ほどかけて、拠点を完成させました。

まだお風呂から上がって1時間ほどだったので、

目標の体がまだ温かいうちに拠点を完成することが出来たのです!


完成図です!

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意外といい感じでしょう!!!

ここまでは、楽しみながら拠点を作っていました!!

この段階で夜の0:00くらいでした。



恐怖の夜。


寝どころが完成し、いよいよ寝ようしました。

私はいつも夜の0:00くらいには布団に入って遅くとも1:00には眠りにつく習慣のため、いつもと同じ時間帯なので安心して横になり、眠気を待ちました。


しかし。。


ここでうまくいかないのがホームレス生活でした。


「スタッ。スタッ。」


「カサッカサッ。。」


「ザザッ。」


車の音や自転車の音。

葉が落ちる音、風の音など自然現象


耳に入ってくる音すべてが敵が近づいてくるよな音

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のように聞こえてしまうのです。


自分は今家がないし、誰もいないから助けも呼べない。


つまり真っ暗の中、たった1人の孤独だった。


だから襲われたら自分で戦うしかない。


「襲われることはない」

と何度も勇気を振り絞って戦い続けた。


恐怖に打ち勝つ気力と、精神を研ぎ澄ませながらなんとか戦い続けた。


しかし、時間はどんどんと過ぎていくし、精神的にも疲れが出てしまったのです。


時間が過ぎてしまうということは、お風呂で温まったからだが徐々に冷えてきて、気がつけば、



今までほとんど感じなかった夜の寒さを肌で感じてしまいました。


さらに。

「いつもの自分はもう寝てる!から早く寝ないと!」


という焦りもあったのです。

つまりまとめると、


耳に入る物音全てが、まるで自分を襲う敵が近づてくるような音に聞こえてしまい恐怖心が芽生え始めた。

その恐怖心に打ち勝つために、心で何でも勇気を振り絞って耐えて、精神を研ぎ澄ませて何とかコントロールして落ち着かせていたのだが、

長時間戦い続けた疲れと、時間が過ぎることによる焦りと寒さにより、

とうとう

寒さと恐怖のダブルパンチよって、目を瞑りながら体が震え始めたのです。。


希望の光


寒さと恐怖のダブルパンチよって、目を瞑りながら体が震え始めた頃。

人の声が聞こえたのです。

もう精神心的に余裕がない状態であったので、内容まで分からないのですが、若い男性の声でした。

ここで一つ安心しました。

しかし、それが10分ほど?続いてまたそれが逆に怖くなってしまったのです。

なんとかレジャーシートで視線を隠し、さすがに体もいたくなり、

体と心が満身創痍で、震えながらも寝るための努力をしました。


すると


「おい!おい!」


という若い男性の声が聞こえました。


「助けが来たのか???それとも襲いに来たのか???」


体と心も満身創痍だったからか、立ち上がることが出来ず、震えながら寝たきりのままになってしまいました。


すると


「コン!」


ということが聞こえ、足音が徐々に遠くなりました。

「なんだ??襲いに来たわけではないのか??」


と安心し、ここで初めて、

ようやく目を開け、体を起こしました。


すると、

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一本の缶コーヒーが置かれていたのです。

ここで私はすぐに感謝を伝えないと!となり

「ありがとうございました!」


声が出ていたのかわからないほど声も弱っていたのですが、なんとか


「ありがとうございました!」

と言いました。


しかし、嬉しい反面悔しさも出ました。


「やってしまった。。」


と。そこから、

再び恐怖と寒さと焦り、そこからさらに反省。

の気持ちも出ました。

すると声が聞こえました。


「お~~い。○○」


と。初めはあまり聞こえなかったので、スルーしたのですが、

もう一度


「お~~い。○○」


という声が今度ははっきりと聞こえました。


私が、疲れのせいかぼんやりとした視界で、首を前のめりにしてみてみても、暗すぎて何も見えない。


本当に、その時は正常な判断が出来ず、視界も怪しい。心身ともに満身創痍の中、5人の若い男たちがやってきました。


ここでパニックになってしまいました。


(誰だ???何の用だ??なぜ俺を知っている???襲いに来たのか???くそ!顔が見えない。。。)


そう、満身創痍でかつ視界が怪しいなかで、さらにパニックになってしまい、とうとうおかしくなってしまっていたのです。


「おい!○○やろ!この前会ったやろ!俺やで!」


そう聞こえてはいたのですが、


正常な判断が出来ずに、ただパニック状態にが続いてしましました。


そこで、ズボンに手を入れ、


「カチャッ。」


という音が聞こえ一つの事を思い出しました。


(もしもやばくなったらルービックキューブだっ!)


私は、すぐにルービックキューブを取り出し、一目散に解き始めました。

すると頭が少し正常になったのか、


今誰が来ているのかがわかりました。


地元の知りあい達でした!


ここでようやく、心が少し落ち着きました。

落ち着いたのですが、


まだ正常な判断が出来ずひどい態度を取ってしまいました。

本当に申し訳ない。


そう思いながらも、場所を変えることにしました。


滅茶苦茶嬉しかったのですが、


(1人で戦っている間、成し遂げないと意味がない!

俺はやる!って決めたことはやる!


満身創痍ながらも、家のドアを開ける前の自分の気持ちに戻させてくれたのです。


ここで、ようやく希望の光が見えました!


しかし、もうプライドだけで立っていて、正常な判断が出来ずにひどい態度になってしまった。


「なんかおごる!」


優しい言葉を言っていたのに。。


そっけない態度になってしまった。。。


とうとう心も痛くなってしまい、


満身創痍ながら、


とうとう地元から離れ、


寒さがピークの時間帯の中


たった1人で夜の街を浮浪しました。


エピローグ


以上がPart2です。

焦り、寒さ、精神的な疲れ、体が痛い 情けない自分の姿

この5つの要因で私は、完全にダメになってしまっていたのです。


しかし、地元の知り合いが来てくれて、決心した数時間前の自分の気持ちに戻してくれたのです!


今思うと、ここがホームレス生活を乗り切れた最大の要因だと思います!!


いつか彼らに、あの時のひどい態度を謝って大きな恩返しをしたいです!!


直接!!メールとかLINEとか電話じゃなくて直接謝って恩返しがしたい!

なぜなら、私は直接助けてもらったから!


最後まで読んでいただきありがとうございました!

次回もお楽しみに!!

続き


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