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【今日コレ受けvol.029】しんどいのは自分が見誤っているから

ライター仲間が朝ドラ受けならぬCORECOLORでの佐藤友美(さとゆみ)さんの新連載「さとゆみの今日もコレカラ」受けを始めるというので、一緒にやってみることに。1日1時間だけ、と決めて書き続けるための体力づくり。


初めてエッセイを書いたのは、受講していたライター講座の課題だった。エッセイは自分の内にあるものをさらけ出す感じがして、書き切るのがとてもしんどかったのを覚えている。

ある編集者さんは、こう言った。
「エッセイを書く時に、自分の身を切る必要はない。切るなら、爪とか髪とか、痛みのない場所を切りなさい。血を流してまで書かなくて良い」

足切り書籍。爪切りエッセイ。【さとゆみの今日もコレカラ/029】/CORECOLOR

講評でこの話を聞いて気づく。私は切るところを見誤っていたのだ。自分にとって爪となり髪となるものは何だろう。この加減が難しいのだけれど、こればかりは書いていかないと気づけない。

やっぱり、書いて書いて書き続けなければと思う。

自分の爪や髪がどこかわかれば、いつか私に生えている足がどんな足なのかにも気づくことができそうだ。タコの足くらい自分の強みがにょきっと生えてきますように。

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