【今日コレ受けvol.120】

ライター仲間が朝ドラ受けならぬCORECOLORでの佐藤友美（さとゆみ）さんの新連載「さとゆみの今日もコレカラ」受けを始めるというので、一緒にやってみることに。１日１時間だけ、と決めて書き続けるための体力づくり

預かったり預けられたり【さとゆみの今日もコレカラ／第253回】｜クリエイティブのCORE（核）とCOLOR（色）に迫るメディア「CORECOLOR〜コレカラ」

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削る作業は勇気がいる。けれども、あれも残したいこれも伝えたいとてんこ盛りにするのは違うこともわかる。毎回毎回、頭を悩ませる。ライター仲間と、取材は楽しいけれど書くのはしんどいよねという話をすることがある。それは、書くというよりたくさん聞けたエピソードの中から削りとる作業が難しいからしんどいと感じるのだと思う。

相手のどこを見つめるのか、何を削り出すのか、その行為そのものがライターの「創作」だ。

自分の言葉を足さなくても、削り出す行為そのものが、ライターのゆるぎない個性となって表出する。「自分らしい文章」なんて考えなくても、何を捨て何を残したかに「らしさ」は丸裸になっている。

書くはデザイン。de + sign。【さとゆみの今日もコレカラ／第120回】/CORECOLOR

正解がないからこそ悩む。どこを削り取るか、明日も１日うんうん唸っている私の姿が見える。終わりのない問いに挑み続けている気持ちになるけれど、書くことの楽しさはそこにある気もしている。