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フリースクールHIRO@埼玉県桶川市

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フリースクールの構想から設立、そして教育活動に至るまでの道のりを1つ1つ説明していきたいと思います。
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#起立性調節障害

フリースクールと地域×教育をつなぐ

つながることの価値「フリースクールの運営で最も大切にしていることは何ですか?」 この質問を最近本当によくされます。その回答はというと… 「つながり」 です。 「この地域に住んでいてよかった!という声」が地域の方々から届くようになることが目標の一つなんです。公教育制度の中だけではつながることが難しい/困難さがある学びも民間では可能になることがたくさんあります。一方で、公教育制度の中でしかできない学びや気づきがあることも認識しています…。どちらが「良い」「悪い」ではなく、

「感謝」から生まれる「希望」の空間

「フリースクールのオープンを約10日後に控え…日々、緊張と不安、そして楽しみな気持ちが交錯しています。今はどちらかというと…「不安」が大きいというのが正直なところです^^; 「フリースクール始めようと考えているんだ」 「ソーシャルワーカーとしての経験を最大限生かせる環境、それも生徒と一緒につくるフリースクール作りたいと思っているんだ」 など、自分自身がなぜフリースクールを始めたいと思っているのか、フリースクールで何を達成したいと考えているのか…など、スクールの写真などを

フリースクール開校に向けて揃えたもの

フリースクールを開校し10日が経過しました。 2021年6月の準備報告以降、現時点まで様々な形で進めてきました。 まだまだ進めなければならない課題は多いのですが…無事にオープンした教室の一部を紹介していきたいと思います。というのも、今後フリーススクールを自分自身で開始したいという時に、こんなのも必要!あっ!これもあったらよかった!ということの参考になればと思いまとめることにしました。 フリースクールHIROの環境に関しては、様々な専門職の方々のご意見、利用予定者の方々の

「希望」をつくる挑戦

先日、NPO法人D.Liveさん主催のYouTubeライブに出演させていただきました。 その題名は… ざつだんD.Live#17「起立性調節障害と不登校」 です。私自身がフリースクールを開校しようと決心したのが、2021年4月。その後、どのようにフリースクールを立ち上げたらよいのか?など右も左も分からない中で相談させていただいたのが、でぃありす上尾のわたなべさん。今回のご縁をいただいたのも、わたなべさんのご紹介からでした。 その後、Twitterやnoteで自分自身の

「起立性調節障害」との向き合い方

娘は小学校5年生の時に、朝起きるとお腹が痛い、頭痛がある…などが続き、午前中に行くことが出来ない日があったり、欠席する日があったりと、する中で、医療機関を転々とし、最終的に起立性調節障害の診断を受けました。 起立性調節障害と不登校の関係については以下の記事に掲載しています。 今回は、Twitterで起立性調節障害で悩む人、その方々のつながりを求める声の多さに日々驚くとともに、自分も当事者の親として、ソーシャルワーカーとしてできることをしていこうと色々と考えないと…と思い、

起立性調節障害と不登校

今回は、起立性調節障害(Orthostatic Dysregulation:以下OD)と不登校について記事をまとめたいと思います。 2021年9月にフリースクールHIROの開校を予定していますが、「ODの管理をフリースクールの中でもしっかりと行っていきたい」という考えのもと、活動プログラム等には、ODの回復のプロセスに寄与できる可能性があるものを様々な医療機関との連携の元に進めています。 起立性調節障害とは?起立性調節障害(Orthostatic Dysregulatio

学び/成長/気づき:フリースクールを創る計画

今日は、今後の私の新たなソーシャルワーク活動計画の一部「フリースクール開校計画」について書いていこうと思います。現在、埼玉県桶川市にフリースクールHIROの開校をするために準備を進めています。 フリースクールを創る?どうやって?なぜ?などなど色々と疑問が湧いてくるのではないかと思います。私も開校の準備を始めるまでは、色々な苦労がありました。(実際には開校していない今でも苦労だらけですが(笑)) 1 なぜフリースクールを開校するのか?今回、私がフリースクールHIROを開校す