膝痛記(不定期)−その1

某月某日
痛み止めの濫用とさっぱり役に立たないリハビリに、医者も匙を投げたい気分であったろう。先週通院時、某大型K病院にてMRIを撮る、という強硬手段に出た。当初、何時になるか判らない、とのことだったが、案外早くその週内には返事が来た。決まった日付が週明けの今日だ。
14時30分〜ということで、余裕じゃんと余裕をこいていたのだが、どこで間違えたたか、1階の総合受付へ着いたのは14時20分。もう少し早く着く予定だったのだが。
まあ、遅刻ではないからよかろうということで、またもクリアファイルに必要書類と診察券を入れたものを渡される。次は2階の放射線科受付だ。結構ややこしい場所にあるのだが、度々来ているのでもう場所はすっかり覚えている。カウンターにてクリアファイルを渡し、代わりに問診票を書かされる。毎回思うのだけど、「体内異物」の欄になぜ人工関節がないのだろう。まあ、ペースメーカーとか、繊細そうな機器に比べれば、人工膝関節なんてただの棒に過ぎんと言えば言えなくもないが(やや大げさ)。
それからMRI室へ行く。これがまた放射線科受付から遥かに離れた、1階のややこしい場所にある。あまりにややこしいので、患者単独での訪問は無理と思われていて、道案内がつくくらいだ。
どいうにかMRI室着いたら、暇だったのか速攻で名前呼ばれる。さっそく更衣室に入れられ、院内で着る浴衣のようで浴衣ではない独特なそれに着替えて、MRI本体が大口を開けて待っているベッド上に横たわる。膝のあたりに詰め物というか、位置を固定するものを入れられ、耳にはおなじみ防音用ヘッドホンをあてがわれて、いよいよ撮影開始。MRI撮るのはこれで3度目くらいだが、何回来てもあの独特のやかましくもどこか間の抜けた音には慣れぬ。結局絶対時間20分、体感時間30分くらいで終わる。
また更衣室へ閉じこもって着替えを済ます。今日は検査のみで問診とかはないので(どっちみち検査結果が出るまでしばらくかかる)、検査/診察終了後用カウンターにクリアファイルを出して、診察券だけ返してもらう。しばらく待って名前を呼ばれて、次回予約票をもらうが、日付は2023年9月下旬と鬼が大笑いしそうな先の話。これは左膝に入っている人工膝関節の、年1回のメンテなので、今日の結果とは直接関係はない。
さて、あとは地元の整形外科に結果が届くのを待つだけ。と言っても待っていても教えてくれないので、自分で「もう結果出ましたか?」と聞きに行くか、電話するかせねばならん。まあ、今最低でも週イチくらいでリハビリに行っているので、その時に聞けばよかろう。
さて鬼が出るか蛇が出るか。最悪膝関節の内視鏡検査くらいは覚悟の上だが(左膝の時もそうだったし)、どうなることか。そしてそんなこととはあまり関係なく今日も膝は痛いのであった。 ー続くー

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