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雑誌の切り抜きを使って、将来のビジョンを自由に考える会をやってみた話

はじめに

こんにちは!新卒採用チームのあーちゃんです。今年もまた4月がやってきましたね。
4月といえば、桜、エイプリルフール、、色々あるけれど、私としては新生活のイメージが強いです。
そして今年も、freeeに新卒の素敵な仲間たちがjoinしてくれました。

今回の記事は、そんな新卒のみんなが入社するちょうど1ヶ月くらい前...freeeの社内ではこんな取り組みを行ったよ、というあえ共(あえて、共有する)です。

なんでこれをやろうと思ったのか

ここのパートは、声をかけてくださったCCOつじもさんにバトンタッチしたいと思います。

こんにちは!つじもです。
freeeではCCO、Chief Culture Officerという役割を担っています。ミッションの対象は「freeeのカルチャーに関わることすべて」。freeeの組織のカルチャーがより良い方向に向かっていくために、色んなチームと協力しながら取り組んでいます。

さて、今回は社外取締役のYumiさんと一緒に、将来のビジョンを考える「ビジョンボード」を作るワークショップを開催しました。

ふだんはアメリカ在住のYumiさん、3月頭に他の企画のために来日頂くことになっていました。これまで28年に渡って、色々な企業でキャリアを積み重ねてこられたYumiさん。せっかく来てくれるのなら、そのキャリアの中でどんなことを考えていたのか、何を目指してきたのか、freeers(freeeで働くメンバーの総称)にシェアしてもらう機会を作れないだろうか。そう思って相談してみました。

Yumiさん「ビジョンボードワークショップを開催するのはどうですか?」
つじも「ビジョンボード…それは何ですか?」

わたし自身は初耳だったのですが、色々な雑誌からピンと来る言葉や写真を切り抜いて、画用紙にペタペタ貼り付けながら、自身の人生において「大事にしたいもの」を考えるワークショップとのこと。詳細を聞いて、わたしは「それだ!」と思いました。

freeeでは、年に1回、グロースビジョンというプロセスの中で、全員(社員のみ)が中長期的に自分が成し遂げたいこと・ありたい姿を設定します(希望者は四半期ごとに更新可)。このときのポイントは、その時点でfreeeに在籍しているかどうかは問わないこと。将来にどうなりたいかを考えて、それに向けてfreeeではどう過ごすか、働くか?をその後に目標設定していきます。

▼グロースビジョンについての詳細は下記をご覧ください。
「イメージできないことはマネージできない。freeeが成長目標に時間をかける理由」
https://note.com/osushino/n/nb5d4a52dee06?magazine_key=mf72ea65312d8 

このグロースビジョンは文章で書くことになるのですが、苦戦する人もちらほら。
自分が将来成し遂げたいこと、ありたい姿、漠然と思い描いていても、言語化するほどクリアになってないという人も多いんじゃないか。そういう人にとって、このビジョンボードは、もっと自由に考えてみる機会になるんじゃないか…。
そういう考えから、ワークショップを開催するに至りました。

空のダンボールが地面に置かれている写真。ふせんで「つじもの雑誌かいしゅう箱」と書かれているが、空っぽなので悲哀を誘う
ワークショップで使う用の雑誌は、freeersから古雑誌を回収して用意。広報チームからもらった真面目な経済誌からアメカジ雑誌、少年誌など様々。たくさん集まるかと予想していたファッション雑誌は、むしろ少数でした。

当日の様子

当日の様子は、あーちゃんがレポートしていきます。
そんなふうにして迎えた当日、asobibaでは和やかな雰囲気で準備が始まり...。
事前にfreeersから募集していた雑誌を分類したり広げながら、Yumiさん、つじもさん、a-chanの3人で作業しました。

今回のビジョンボードのテーマは「自分自身の人生で、大切にしたいものは何だろうか?」

参加者を待つ、企画メンバーの様子
準備の様子。asobibaにいるのは、まだYumiさんとつじもさんとa-chanの3人。

開始時間に近くなると、Yumiさんの周りには徐々に輪が広がってきます。

freeeの任意イベントは、出入り自由・当日参加ok!なものも多いので、参加してくれるメンバーも気軽な感じにコミュニケーションを取りに普段の業務の手をちょっと止めて行こうぜ!という気持ちでやって来てくれる方が多いです。
今回も自由に雑誌を見たり、Yumiさんと話したりなど、思い思いに過ごすfreeersの様子が見られました。

Yumiさんの話に集中しているメンバーの様子
Yumiさんの話に集中しているメンバーの様子

(私も作業に集中していて、作業中の様子を撮り忘れてしまいました(・_・;)
集まった雑誌は、なんと数十冊!
テーブルだけでなく、社内にある卓球台も開いて作業台にしながら、雑誌の中からインスピレーションが湧くような写真を探したり、気になるものを全部切り抜いてみてからレイアウトする人がいたり...
そして完成したら、周りにいたメンバーに「どんな意図でこれを作ったのか」発表する流れになりました。

作成したビジョンボードを手に持ち、笑顔で撮影者の方を向いている様子
自分のビジョンボードを発表するfreeersの様子
作ったビジョンボードを指差し、周囲にその意図を解説している様子
Yumiさんとビジョンボード。Yumiさんのビジョンボードは、カラフルでたくさんの写真や模様がぎっしりと詰め込まれている!
Yumiさんも作ってくれた!

やってみてどうだったのか

私も今回、企画というよりも参加してみて感じたことなのですが、グロースビジョンの文化があるfreeeの中でもそこに留まらない話題が出たことが印象的でした。
ビジョンボードを発表したり作業をする中で、自然とYumiさんに悩みや今気になっていることを共有したり、参加者同士で自然と自分のキャリアについてあえ共する雰囲気になったのですが、その理由はなんとなく下記のような理由がありそうだなと思いました。

①ワークショップで扱ったコンテンツによるもの:
普段freeeの業務では、文章で物事を考えたり表現することが多いように私自身感じるのですが、今回のワークショップで扱ったものは、雑誌の中にある写真やイラストが多かったので、参加者の発想が(文字だけではなく)より広がったのでは。
②Yumiさんをはじめとする参加者のスタンスによるもの:
Yumiさんは「ちゃんとあなたの話を聞いているよ」という雰囲気がとても伝わる方だったと私自身感じたのですが、そういうYumiさんの姿勢や、参加者も自由に作業したり話したり聞いたりなどの様子が、「自分もちょっと話そう」と思える雰囲気になったのでは。

当日、実際に参加してくれた方々からも、「自分の人生で大事にしたい価値観はなにか?を考え直すきっかけになりました。取り組みを通じて、『人生の軸』がまだ固まっていないことに気づけたことが、この会で一番の収穫です。」「Yumiさんとキャリアについてテーマを設けて話す会だと思っていて、そこはちょっと期待と異なったのですが、Yumiさんと話す機会をいただけてよかったです!」「​​業務の都合で途中参加でしたが、行ったらウェルカムな雰囲気でリフレッシュできて自分の価値観を見直すきっかけになりました。」のような声をもらいました。

おわりに

(あーちゃん)
今回、つじもさんと1on1する中で「やってみよう!」という形になったのですが、やってみて想像以上に優しくポジティブな気持ちになる時間が生まれたと感じて、やってみてよかったと思います。
freeeにはムーブメント型チームという価値基準があるのですが、まさに今回のイベントの企画から当日まで、ムーブメントだったな〜と思います。

(つじも)
初めての試みでしたが、参加してくれたfreeersのみなさんが、熱中しながら楽しそうに手を動かしていたのが印象的でした。自分も一緒に作ったのですが、雑誌をぺらぺらめくる中でふと目に止まったものを並べていくと、改めて「わたしはこういうものが好きなんだなあ」「こういうものを大事にしたいんだな」と再発見することも多々。参加してくれたfreeersは職種、年代、中途新卒などの属性もばらばらで、そんな中でその人が何を大事にするのかを聞きながらお互いを知るのは、まさに「あえ共」でもありました。

freeeは昨年設立10年を迎え、現在も引き続き仲間が増えています。
色んな人が加わってくれて、属性や考え方も色々ですが、一緒にミッション「スモールビジネスを、世界の主役に。」を目指す仲間として、これからも共に進んでいきたいと思っています。
また、freeeは現在様々なポジションにて仲間を募集していますので、興味をお持ちいただいた方は、ぜひ下記リンクをご覧ください。
▼新卒採用
https://jobs.freee.co.jp/newgrads/
▼中途採用
https://jobs.freee.co.jp/benefits/

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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