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キャッチしないボールvsキャッチボール

「キャッチしないボール」は
私が奈良スコーレの
オンラインでの取り組みについて
ぶつぶつ言っていたら
代表の宇陀さんが一言でまとめた言葉。
賢い人は違うな。

一般的な(?)コミュニケーションの
ゴールはキャッチボールなんだと思う。
相手のボールをきちんと受け、
持ち替え、
相手投げやすいところに投げる。
相手も必ずボールを受ける。

奈良のフリースクール
「奈良スコーレ」のzoomでの
オンラインで繋がるという
取り組みに参加して
まあ、もともと奈良スコーレは
そうなんだけど
「キャッチしないボール」
をしているなと感じた。

そしてそれは、とても心地よい。

私自身一人っ子で
両親があまり家にいなくて
家庭で誰かと話すという経験が
乏しいからなのか
実は、たくさんの人と集うのは苦手だ。
もちろん学校ともなると
同じ年代の人が
一つのクラスにいるということが
なんとも苦痛だった。
キャッチしないボール以前に
どこからもボール、飛んでこないし
投げないわ、の人だった。

本当はキャッチボールなんて苦手だけど
苦手とバレるのも嫌なので
学校とかではこっそり出来る子のフリをしていた。
多分今はけっこうウィットに飛んだ
キャッチボールもできていると思う。

奈良スコーレオンラインで感じたのは
ボールは好きに投げまくります
人のボールは取りません
ま、気が向けば取りますか?というスタンスや、
どうしても話しかけたい人には
ねえねえ!としっかり声をかけること
それが誰も傷つけあわないということ。
なんならみんながご機嫌であるということ。
コミュニケーションの上の上を
いっていると思う。
子どもたちこそ
最先端で優秀だなと、思う。
ミーティングの時間には
参加したい子は自分の意見を
いうこともできる。強い。

せっかくなのでしばらく
「キャッチしないボール」について書きます。

今回の実践だけで
感じたわけでもないのだ。