「環境設定って1番大事」中山祐美子さんに学ぶ、ゼロから始める人脈の作り方（前編）
現役フリーランス女性に、どのような経緯でフリーランスになったのかを語ってもらうマガジン「ファーストステップ」。第5回目となる今回は、フリーランスとして活躍するWebデザイナー中山祐美子さんをゲストにお迎えし、現在のキャリアに至るまでの経緯を伺いました。
洋菓子会社の販売員として働いていた祐美子さん。フリーランスや事業家さんとの人脈をゼロから作り上げた方法を語っていただきました。
何の経験もできず終わりたくない。
ーまずは、簡単に自己紹介をお願いします。
Webデザイナーの中山祐美子です。
デザイナーとしてお仕事をしつつ、デザインを好きなこととして自由に楽しむために、パラレルキャリアで成長産業にも参入しました。
（水素業界を世界に仕掛ける大きなことをしています）
お仕事の他に、趣味で月1回イベントを開催したり、47都道府県に仲間を作るため起業家の繋がりを増やしています。
無料イベントを開催されています！
ーフリーランスになる前は、どのようなお仕事をされていたのですか？
元々は洋菓子会社で販売員をしていました。
1年半ほど販売員として働いていましたが、コロナの影響を受け新しい仕事を探し始めました。その時に出会ったのが「Webデザイン」です。
仕事を辞めて、バイトをしながらデザインスクールで勉強すると脳内シミュレーションしていました。もう辞める気満々です（笑）
だけど状況は一変し、会社に残ることに。
半年間は仕事をしながらデザインの勉強をして、2021年4月からWebデザイン担当として新部署に配属されました。
デザインに詳しい人もいない中、探り探りの状態でスタート。バナー制作やECサイトの運営、配属早々ホームページ制作の依頼がきてアップグレードしながら運用したり•••。
あと、インハウスデザイナーをしながら副業もやっていました。独立に向け着々と準備を進め、2021年末で退職した感じです。
ー販売職から未経験でWebデザインの道に進まれたのですね。Webデザインの勉強を始めたきっかけは何だったのでしょうか？
オンラインの需要増加もひとつの理由ですが、何よりお菓子のホームページを見るのが好きでした！
Webデザイナーという職業、ホームページを制作する仕事があると知ってからは、迷いながらも心の中では「やる」と決まっていたのでしょう。
私も素敵なホームページを作りたい…それが始まりです。
今まで特にやりたい仕事もなく、ただ何となく就職した私にとって、初めて自らやりたいと思えた職業でした。
🚩ホームページ制作実績はこちら
ー自分の「好き」からやりたいことを見つけたんたですね。会社員時代、仕事に対する不安や不満などはありましたか？
ずっとこの働き方を続けたら何の経験もできず終わってしまう、と思っていました。
仕事柄、シフト制で長期休みは取れないので旅行もできない。
責任が大きい仕事だから、産休育休を取る時にちゃんと休みが取れるのかも疑問だった。
コロナの影響をきっかけにこのままの働き方でいいのか？と考えるようになり、働き方を見直しました。
最初だけで50-60人は連絡した。
ー自身の働き方に不満を抱えていた祐美子さん。転職ではなくフリーランスを目指したのはなぜでしょうか？
結局雇われるってなると時間・場所がまた制限されるから、転職しても同じだなと思ったんですよ。
フリーランスという働き方を知ったので、だったら働き方から変えてみようって。
「自分の心に制限をかけない」が座右の銘であり人生の目的になっているので、それを大事にするためにはフリーランスかなって思いました。
フリーランスになるために、具体的にどのようなことをされたのですか？
フリーランスになる上で不安だったのが、安定した収入と案件の獲得。
当時の私は人見知りなところがあったので、それじゃクライアントと話すこともできないと思って同業者や事業家など独立されてる方に話を聞きに行きました。話す練習をしながら、情報収集をしていた感じですね。
その時に教えてもらったのが「収入源とやりたいことは分けた方がいい」ということ。Webデザイン1本でやる考えしかなかったので、フリーランスのリスクヘッジの大切さを知りました。そして、知り合った事業家さんから成長産業に参入できる裏技を教えてもらって起業。
リスクのないところから自己投資をして、コミュニケーションスキルから経営ノウハウ、経済的自立をするための稼ぐノウハウを勉強しました。
ー既に成功している先輩に話を聞くのは、情報収集する上でとても大事ですよね！どのように人脈を作って、話を聞きに行ったのでしょうか？
私の周りには独立されてる方がいなかったので最初はSNSです。特にFacebookを使ってました。
Facebookきっかけで事業家さんに出会って、そこからリアルの場に出たりとか事業家さんの繋がりを増やしていった感じです。
ー自分から連絡していたということですよね。どのように連絡されたのでしょうか？
「フリーランス目指してるんですけどお話聞かせてください」って言って連絡していました。
ただ、当時は人見知りだったのでいきなり事業家さんに連絡したわけじゃなくて、横の繋がりを広げるためにWebデザイナー関係から広げました！
その方々と、話す練習をしてたんですよ（笑）
話す練習をしつつ、独立されてる方にも声をかけてみようと思って行動した形です。
ー何人くらいに連絡されたんですか？
最初だけで50-60人は連絡しました。
半分くらいは返ってきましたね。
デザイナー関係の繋がりも欲しかったし、独立する上で必要なノウハウとかあるなら聞いちゃおう！って。
独立されてる方はジャンルもバラバラだったし、やっぱり視点が違うので話していて面白かったです。
ーある意味誰でもできる方法ですが、度胸がないと実行できないですね•••！
そうですね〜。でも会社辞めたかったんで（笑）
それに、結構気軽に送ってました。
めちゃめちゃ気合い入れてっていうよりは、返ってきたら良いな〜くらいの感覚。
「あ、返ってこなかった•••」って思うのは時間の無駄になっちゃうので。
ー祐美子さんはほんとポジティブですよね（笑）
ポジティブになりましたね！
昔は「自分はネガティブだ」って思い込んでたんですけど、よくよく考えたら私って切り替え早いんですよ。だからそんなネガティブじゃないなって（笑）
あと、独立されてる方ってやっぱりポジティブな方が多いんですよね。だから、自分もそっちの方に考え方を変えていきたいなと思って、変えていった感じです。
ー行動したことで、考え方も大きく変化したんですね。経営ノウハウや稼ぐノウハウはどのようにして学んだのでしょうか？
これも人から教えてもらってますね。
繋がってる事業家さんが、たまに無料セミナーを開いてくれたりするんですよ。そう言ったものに参加して教えてもらってます。
あとは中田あっちゃんの動画（YouTube大学）もよく見ます！お金関係の動画を見ることが多いですね。
YouTubeで学べるいい時代だなって思います（笑）
ー今でも意識的にインプットされているんですね。
そうですね、無駄な時間はなるべく作らないようにしています。
だからテレビもないです。実家に送りました！
ーすごくストイックですよね。事業家さんへの連絡も含めて、自分を追い込んでいく環境作りというか…！
環境設定って1番大事だと思うんですよ。
引き戻されちゃうから、変わりたいけど変われない。
私は「仕事を辞めたい」がとにかく勝ってたから引き戻されなかったけど、繋がりも新しく作っていったりとかそういうことは意識してやってました。仕事以外の時は事業家さんと話したりとかね！
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おわりに
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
「何かを得るためには何かを失わなければならない」なんて言葉がありますが、本気で何かを成し遂げたいのであれば、テレビやSNSの時間を減らすことも時には必要ですよね。
祐美子さんの「テレビを持たない生活」はかなりストイックですが、
・今の生活の中で何を削れそうか？
・空いた時間で何をするべきか？
を考えてみるのも、目標達成のためには大切だと思います。
また、自分を変えるために「新しい世界に飛び込んでみる」のはとてもおすすめです。
祐美子さんのように事業家さんたちの輪に飛び込んでみると、最初は居心地の悪さを感じるでしょう。でも、本気でそっちの世界に行きたいのであれば、輪の中に入って話を聞いたり、相談に乗ってもらうことが近道です。
新たな知見を得て自分の考え方もどんどん変わっていくので、なりたい自分に一気に近づくこともできます。
フリーランスの方はTwitterやInstagramにもたくさんいらっしゃるので、「この人と話してみたいな」という人が見つかったら、まずは気軽に連絡してみましょう！
気になる後編は【8/20(土)】に配信予定です。
祐美子さんが感じるフリーランスになってからの変化や、「最強の30歳になる」ためにやりたいことなどを語っていただきましたので、ぜひ楽しみにお待ちください。
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