本気になるのとなってはいけないの
本気になってはいけないこともこの世にはあると思う。終わりが見えているもの、どうしても手に入らないであろうもの。でも、渇望という感情は「渇き」という字を使うほどには辛いもので、その感情に直面した時にどうするのかが人間の分かれ目なのだろう。
手に入らないなら突き放してしまおうとする人、それでも手に入れようとして破滅の道に進む人。
どちらに進んでも、正解なんてないのだ。渇きと現実は対立構造である。
自分が子供であることが前より少しわかった。手に入れたくてもがくことが正義ではない