フリスタ納会を大公開~7月編~
こんにちは。Feee Standardでカスタマーサクセスとカスタマーサポートを担当しております、荒井です。
今回は、当社の雰囲気が少しでも伝わったら嬉しいなと思い、創業以来力を入れて実施している納会を紹介したいと思います!
※納会とは:月に1度社員全員が集まり、『ビジョンや戦略の確認』や『その月の振り返り』『社員の思いを伝え合う』場で、業務委託パートナーも自由に参加可能です。
スタートアップ企業が納会を始めた理由とは?
当社では創業以来、月末に納会を実施しています。
今回は取締役の野村に納会を始めた理由をインタビューしました!
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創業タイミングから月に1回、本気で納会を実施している理由は2つあります。
①スタートアップを皆で味わいたい
ゼロから会社やプロダクトを創り、育て、社会を変えるという経験は、誰でもできるものではありません。私たち自身、初めて起業するチームだったわけですが、その日々は想像以上に面白く、難しく、刺激的なものでした。
ただ、この貴重な経験も、日々の業務に忙殺されていくと全員が味わいきれないのではないか。それぞれのメンバーが自分の持ち場の業務を遂行するだけなら、もしかしたら他の会社でも経験できるかもしれない。もっと、今のFree Standardでしかできない経験を全員で味わいたい。
そう思い、「ゼロから会社やプロダクトを創り、育て、社会を変える」ことを体感し、立ち戻れる機会として、本気で納会を行うことにしました。
②事業を伸ばすため
Free Standardの事業の特徴はバリューチェーンが長いことです。『BtoBのSaaS事業』という側面だけでも、「マーケティング」「セールス」「カスタマーサクセス」「プロダクト開発」など機能は多岐に渡るのですが、『EC支援サービス』という側面から、「カスタマーサポート」や「ロジスティクス」まで運営しており、プロダクトリリースして1年のスタートアップとは思えないほど多様な職種が存在しています。
バリューチェーンが長いということは、全ての部署が連動しなければ顧客に価値が届かないということです。この事業を拡大していく上で最も気をつけなければならないのがセクショナリズム。「自分たちは頑張っているけど、あの部署は良くない」などの声が上がる組織には絶対にしてはなりません。
日々異なる業務を担い、異なる専門性を持つ多様な組織が連動するためには、『共通の目的認識』と『他部署へのリスペクト』が欠かせません。そこで、納会という場を通じて
・『共通の目的』を強化するために、会社のビジョンや全社課題を認識する
・『他部署へのリスペクト』を強化するために、他部署の動きを知ることや相互コミュニケーションの機会を作る
ことに本気で取り組むことにしたのです。
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経営陣だけではなくメンバーが企画する納会へ
そんな形ではじまった当社の納会。創業以来約2年間にわたって、経営陣である野村が企画をして実施しておりましたが、2023年5月の納会より「未来、カルチャーの伝道師になる上で、自らカルチャーを作る経験をしてもらいたい」「会社イベントは、全社的に伝えるべきメッセージ設計力やメンバー状態への洞察力、多数を巻き込む力など、未来幹部になる上で必要な力を鍛える良い機会になる」という期待のもとメンバーにバトンを渡されました!
そこでメンバー間で話し合い、納会では四半期を1サイクルと捉え、月毎に「経営者を知る」「会社を知る」「メンバーを知る」というテーマに沿って企画をしていくことにしました。
背景として、スタートアップはPDCAを高速に回し「事業を日々進化させる」事が重要です。それを牽引する経営者だけでなく、社員も、日々学び、進化していく必要があります。
そこで納会では、『経営者の”今”や”これから”の考えをカジュアルに引き出す企画』や、『会社が身を置く新しい市場環境の急激な変化をシェアする企画』、そして『日々プロダクトを創るメンバーの小さな挑戦や構想を称える企画』などを通じ、全員が未来を語り合い、お互いの思想を認め合い、そして共に変化を楽しむ事を目指しています。
7月納会の紹介
①事前準備のポイント
💡テーマを本気で決める
「ゴールイメージ(終わった後の感想としてどんな声が出てくると最高か)」と「各人のこだりたいポイント」を言語化し、企画を進めました。
7月は「Retailor(リテーラー)」というプロダクトを世の中に出して1年!という記念すべき月だったこともあり、「経営者を知る」「会社を知る」「メンバーを知る」というテーマに加えて、サービス1年記念をお祝いするコンテンツにしたいと思い、企画をスタート。
何度も打合せをし議論を重ね、7月は「Retailor Summite2023~ヒトを知り、ともに創る~」というパネルディスカッションを実施することに決めました。
💡テーマが決まったら、準備物を明確にする
ただのパネルディスカッションではなく、”サミット感”を出したかったので、そのためには何を準備すべきか考えました。
パネラー / モデレーター用の椅子
パネラー / モデレーター用のマイク
※予算・会場の広さの関係で今回は準備しませんでしたが、あると尚雰囲気が出て良いなと思います。パネラーの後ろに立てかけるパネル
※流用できるようにパネルではなく横断幕を準備しました質問 / 回答内容のスライド
※パネラーへは事前に一言回答を依頼し、スライドを作成しました
②当日の様子を紹介
💡パネルディスカッションのテーマ
パネルディスカッションは計3テーマ。
ビジネスチーム(営業やカスタマーサクセス)の社内での発表機会は多くあるので、今回はそれ以外のエンジニアチームやロジスティクスチームのメンバーに登壇いただきました!
また入社予定の方も納会へゲスト参加いただいたので、入社前だから話せる会社や事業に関しての思いを発表いただきました。
質問は現在と未来の2軸でディスカッションしてもらえるように、2問設定しました。
💡当日のタイムテーブル
時間がタイトでタイムテーブル通り進行することが肝でしたので、i padにて制限時間を表示させ、タイムコントロールをするなど工夫して進行しました!
さいごに
7月の納会を企画・運営してみて、当たり前のことですが「何事にも全力で取り組むことの大切さ」そして「全員で同じ時間を共有することの大切さ」を実感しました。
他の業務がある中での納会の準備は、時間との戦いでしたが、最後までコンテンツにこだわり抜いた結果、予定していた時間をオーバーするくらい盛り上がり、またSummiteを開催してほしい!という声をもらえるほど、大盛況に終わりました。
また月に1回、納会の場を通して全員で集まり同じ時間を共有することによって、会社として向かう方向性が揃い、そして他の人の思いを知ることで刺激を受け、組織としての強さが増すなと感じています。
今後も当社はスタートアップの今だからこそ、今後会社の規模が拡大していったときの土台作りとして、組織施策にも力をいれてまいります!
最後に一緒に働く仲間を募集しておりますので、少しでも当社に興味を持って下さった方はお気軽にご連絡いただけると嬉しいです!!
▼こちらからお気軽にご連絡ください!