春:暑いと泣きます
[ふりぃ助産院]です。
ゴールデンウィークに入って日中は暑い日が増えてきました。
まだまだ朝晩は寒いとはいえ、どんどん気温は上がっています。
この暑いと寒いが混ざる時期になると増える相談が
「夜間の授乳頻度が増えた」
「夜泣きが増えた」
です。
そして、その状況は
「おっぱいが足りなくなったかも」
「おっぱいが出なくなったかも」
という授乳に関連した不安や、
ママの睡眠不足による困り感が強くなってしまいます。
このような相談を受けたときに、この時期に、まず、最初にお聞きするのが
寝具、寝衣(パジャマ)、寝室の温度
です。
この時期は、日没を迎えると急に気温が下がるため、就寝時の気温に合わせた寝具、寝衣、寝室の温度を選択する方が多いでしょう。就寝時にそれらが眠りの邪魔にならないために、その時 " 楽 "" 快適 "な選択をするのは大正解です!
春になると、冬に比べて外気温はそこまで下がりませんので、冬ほど部屋の熱は逃げません。密閉では、熱がこもり始めます。
日の出を迎える頃になると、ぐんぐん気温は上がってきます。
また、赤ちゃんは、大人の女性よりも平均的に体温も高く、暑がりです。
これらの状況から、
寝返りがまだの赤ちゃんは体と寝具の間の熱がこもりやすくなります。また、汗もかきやすくなります。
寝返りができる赤ちゃんは寝返る動きで汗をかきやすくなります。
汗をかくと、のどが渇きます。授乳の頻度は増えます。
熱がこもっても、汗をかいても不愉快です。泣きます。
赤ちゃんに起こされたとき、まずは、寝衣と赤ちゃんの肌の間に手を入れてみて、汗をかいていたり、モワッとしている感触があったら、暑さが原因の可能性が高いです。
寝具、寝衣を一枚減らしたり、素材を変えたり、
寝室の温度が下がるように、少しだけ風を通したり、扇風機を回してみたり(直接肌に風があたらないように注意してくださいね)、
暑さによる不快が減るアプローチをしてみてはいかがでしょうか?
赤ちゃんの様子が急に変わって、「今までと違う」ようになり、困ったときは、ぜひ、相談してくださいね。
ほんのちょっとした生活の変化で解決できることも、たくさんあります。
あなたにとっても、苦痛が少ない変化を考え、" 今 "よりも" 楽 "な授乳育児生活を[ ふりぃ助産院 ]では、サポートをしています。
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