『執着心があっても願いは叶う』
今日のテーマは、『執着心があっても願いは叶う』っていうお話です。
引き寄せの法則でよく言われるのが、思ったことが現実化するので執着心や不安を感じているとそれが現実化するよ、だからそういったネガティブな感情は感じないようにしましょうっていう話なんですけど、
これって、結構難しいと思いませんか?
私も初めてこれを聞いた時には、理屈的に納得できたので、
「なるほど!執着心とか不安があったら願望実現しないのか、じゃあ、ネガティブな感情出さないようにするぞ!」
って、頑張って考えないようにしたり、無理やりにポジティブ思考になったりしてたんですけど、
どうやっても無くならないんですね。
一瞬、手放せたと思っても、しばらくするとまたモヤモヤしたり不安になったりして。
執着心や不安を感じないようにするのは、私には無理だなって思いました。
でこれって、ネガティブな感情がずっと続いているとそれが現実化するっていうこと自体は正しいんですよね。
引き寄せるというか自分が出した感情が返ってくるだけなので、
執着心を持ち続けるほど、その執着心の正体である恐怖とか悲しみとかが
現実になるっていうのは真実です。
でも、だからって、執着心を感じないように不安な気持ちを出さないようにすることもできないわけです。
だって、感情って、勝手に湧いて出てくるじゃないですか?
「お腹すいたから何か食べたい」と同じくらい、
勝手に自然に出てきますよね。
「何か食べたい!」っていうのも、
「お!もうそろそろお昼時だからお腹すいたって思わなきゃ」っていうふうに頭でコントロールして何か食べたいって思うわけじゃないですよね?
勝手にその時の自分のタイミングとか関係なく、出てくるものだと思いますけど、
感情って、こういうふうに、沸き起こってくること自体をコントロールできないですよね?
嬉しい、楽しい、とかもそうですけど、
「よし、今から楽しいって感じるぞ!」って先回りして予約するんじゃなくて、勝手に出てくる。
なので、そもそも執着心とか不安とかも、『感じないようにする』ってこと自体が無理なんですよね。
ですから、感情が出てくること自体をコントロールすることはやめてしまいましょう。
執着心や不安が出てきても、ちゃんと願望は実現します。
なぜかっていうのは、前記事にある「あなたはもうすでに叶った世界にいる」っていう話で解説しているので、まだ読まれていない方は是非読んでみてくださいね😊
簡単にいうと、潜在意識は時間の概念がないので、願った瞬間にそれが叶うことが確定した世界も発生しますよっていうことです。
「私はもうすでに叶った世界にいる。
だから、執着心や不安も、叶うことが確定した世界で起きていることだから大丈夫なんだ」
っていうことを新しいマインドセットとして、
繰り返し自分にインプットし続けることが大事です。
脳とそれを支配する潜在意識は繰り返しに弱いので、ひたすらインプットし続けると、その考え方が勝手に定着していきます。
願った瞬間に叶うことが確定するので、
その後に起こることは、どんな出来事や感情も、
潜在意識下ですでに叶ったことがちゃんと目に見える形で実体化するまでに必要なパーツ、イベントなんですよっていうことです。
で、執着心や不安も、叶うことが確定した世界で起きていることなので、
出てくること自体を止めようとするのではなくて、
「この執着心や不安も、願い事が実体化するのには必要なんだな〜」
って、いう受け止め方をしてほしいんですね。
すごろくに例えると、一般的なすごろくって、スタートの時点ではまだゴールに辿り着いていないですよね?
で、ゴールまでの間に3マス進めたり、1回休みだったり、他の人にペナルティ払わされたり、とか色々あってゴールにたどり着くわけですが、
引き寄せの法則をすごろくに例えると、スタート時点でもうすでにゴールすることが決まっているんですね。
で、実際にサイコロを振ってゴールまで行くっていう行程を、毎日体験しているっていうイメージです。
1回休みや他のプレイヤーへのペナルティがあろうとも、どっちにしても、ゴールすること自体は確定しているんですよね。
なので、どんなに執着心や不安な感情が出てきても、それ自体を止めようとするんじゃなくて、
「この感情があってもどっちみち叶うんだから、出てきてもいいや」
ってスルーしてください。
何度も言いますけども、感情が出てくること、そのものは止められないので。
それと、最初の方にお伝えしたネガティブをずっと感じていると、それを
引き寄せること自体は真実だってお話ししましたけど、
これって、出した感情が最終的にネガティブで終わっているから、それが
いつまでも続くんですよね。
でも今お話ししたように、出てくる感情をコントロールせずに、
「出てくるものはしょうがない」っていう受け止めって、
最終的な感情の着地点は執着心や不安ではなくなっているんですよね。
執着心や不安があってもいいや、っていう感情って、もはや苦しみや不安ではなくて、フラットか場合によってはポジティブになっているわけです。
この話を知らなくても、すべての人に『願った=叶った』っていう原理は
作用しているわけなんですけど、
多くの人は、実体化すごろくの途中の1回休みとかペナルティの時点で
「どうせ叶わない」を願ってしまっているので、
どうせ叶わないっていう世界が叶ってしまうんですよね。
でも、『願った=叶った』の原理を知ってしまえば、
すごろくの途中でせっかく順調に進んでいるゲームを降りるような願いを
出さずに済むわけです。
あと、過去にどれだけ執着しても叶わなかったことは、
その執着心を持っている間の経験が魂の成長にとって必要で、
欲しかったゴール自体が目的ではなくて、その間の経験が実はゴールだったっていう場合もあります。
または、魂が本当は望んでいなかったことを、
社会的な価値観で自分が望んでいることだっていうふうに思っていることで、叶わなかったっていうこともあります。
でもね、そんな全ての体験も、あなたがこれから望むゴールにとって、絶対に必要な点なんですよね。
執着心を許して、共存できるようになると、肩の力が抜けて、何も手に入らなかったように見えて、
ちゃんと手に入れることができたものや本当に望んでいることに気づけるようになるので、最後には全て線となって、伏線回収ができます。
この『願った=叶った』の思考を習慣化できると、
執着心の正体である恐怖や悲しみに対してもフラットになっていけるので、
結果として、前ほどの執着心がなくなったりとか、自分が本当に望んでいたことはこれではなくて、こっちだったっていうことに気付けたりもしてきます。
今日のお話も一度ではなかなか理解ができないかもしれませんので、また何度も読んでいただけたらと思います😊
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