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オリジナル定石課題を週一回解く。【一級建築士製図試験対策】

毎週水~金曜日にオリジナル課題or試験本番で使える実践的な知識を配信します。 定石課題は15分以内で解けるテーマを持ったドリル形式の問題となります。正解が一つだけではないことから…
試験本番では試行錯誤している時間はありせん。いつも同じ手順でとけるエスキスの方法を確立する必要があ…
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#1級建築士試験

コの字型の骨格を設計する。

今回の課題も、廊下を通す原則を応用した実践的な課題となります。 平面の骨格を理解することでプランの破綻することがなくなります。 骨格とは廊下をどの位置に通すかに同義となります。 H、I、L、コの字型の等の廊下の通し方があるのですが、前回までの課題で学習した内容が基本です。細かい分類は覚える必要はありません。 今回の課題を解き終えた際に骨格を意識できれば自分の中のプランの引き出しが増えていることが重要です。 先にヒントを言ってしまう今回の課題はコの字型の骨格となります。 下記の

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骨格を設計する【実践編】!

今回は廊下を通す原則の実践課題となります。 プランが破綻する原因である、中央吹き抜け配置が裏テーマの問題です。以前にも書きましたが、吹き抜けは扉のない居室という考え方ができます。つまり廊下を通した上で無窓ゾーンに吹き抜けを配置するという手順を踏めば吹抜けは他の要求室と同じように配置することが可能です。また課題文の要求室に吹き抜けが要求された時点で、空間の構成のイメージをもっておくこともプランが破綻せずにスピードをもってまとめるコツです。今回の課題でいうと吹抜けの4方に廊下の周

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