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オリジナル定石課題を週一回解く。【一級建築士製図試験対策】

毎週水~金曜日にオリジナル課題or試験本番で使える実践的な知識を配信します。 定石課題は15分以内で解けるテーマを持ったドリル形式の問題となります。正解が一つだけではないことから…
試験本番では試行錯誤している時間はありせん。いつも同じ手順でとけるエスキスの方法を確立する必要があ…
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2024年1月の記事一覧

面で捉えろ!無窓居室のプランニング

今回の定石ドリルは、無窓ゾーンの居室のプランニングです。 まずに前回のおさらいをしましょう 倍コマ1マス 約15㎡ (グリッド内に廊下が通る場合) 倍コマ1マス 約10㎡ (グリッド内に廊下が通らない場合) 無窓ゾーンのプランニングは、管理者ゾーンと共に、㎡数の小さい部屋が要求されることが多く、受験生間の差が付きやすい箇所です。 また作図に時間がかかる箇所でもありますので、今回の課題を1/200の大きさで繰り返し練習しておくことをお勧めします。 そして1/200下記の面

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面で捉えろ!小さい居室の面積

今回のテーマである、面でとらえる とはエスキス時に方眼紙を上手く利用して居室の要求面積に沿った配置をスムーズに実行するという手法です。 例えば、皆さんは、課題文に10㎡や、20㎡、もしくは居室の要求面積をどのように決定しているでしょうか? 多くの方は、居室の壁の位置をx方向、y方向に少しづつ調整していき最終的に居室面積を調整しているのではないのでしょうか? 居室が隣接している場合一方の居室の界壁をずらすともう一方の部屋の面積が減って(増えて)しまい面積調整だけで、時間が

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定石ドリルにおけるたった一つのルール。廊下を先に通す

廊下の通し方は下記2つが定石だ。 赤斜線部のが廊下になるのだが、南面に居室を配置する想定で上記の2パターンでまず廊下を通してみよう。居室ではなく廊下を先に通してしまうと、居室の配置するという操作の難易度は一気に下がる 昨月吹抜けの配置の仕方で触れたが、廊下の通し方によって、骨格を作るということが、1級建築士試験の唯一と言ってよい覚えておかなければならない重要なセオリーだ。 プランニングする際に各階上記の廊下を居室を配置する前に通してしまう事で、無窓ゾーンと有窓ゾーンに分割で

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