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LINEスタンプ、意外とすぐ作れた!ってハナシ

4年前に書いていた記事、せっかくなので、今更ですが載せようと思います。と書いたままさらに1年間寝かせていたので、実質5年前のものです。
LINEスタンプを作ったときの雑感をまとめているだけの記事となります。
2018年ごろの情報となりますのでそのあたりご留意くださいませ。


小さな夢のひとつだった「自作LINEスタンプの販売」をようやく成し遂げました!やったね!
というわけでさっくり手順をまとめようと思います。

さっくりフローチャート
(1)キャラクターを考える
(2)スタンプにする内容を考える
(3)線画を描く
(4)着色・透過する
(5)LINE Creators Studioにアップロードする
では詳しく書いていきますね!

(1)キャラクターを考える

当たり前ですが超大事。
ここを乗り越えないと何も始まらない。まじで。
すてきじゃん!!と思えるキャラクターを作ればいいと思うんですが、スタンプという性質上、あまり細かすぎる造形じゃない方がいいと思います。
というのも、スタンプって、最大で370px*320pxしかないので、あまり細かくても潰れちゃうんですよね。
なのでまあ、潰れない程度に凝った造形で。わたしはシンプルな方が好ましいです、個人的に。大量に描いても疲れないし……。

(2)スタンプにする内容を考える

キャラクターを決めたら、次は、具体的にどんなスタンプを作るか考えていきます。
スタンプは、8個単位で最大40個作れます。他にも、メイン画像とトークルームタブ画像も設定できます。
ということを全然知らなかったんですよね。30個くらい考えて、線画も色ぬりも終えてから気付いたんですよね……。メイン画像とトークルームタブについては最後まで気付きませんでしたしね……。まあでもそんなのでもどうにかなります。
それはさておき、これ、一人でやると相当骨の折れる作業だと思うんですが、わたしの場合は友達とやいのやいの言いながら友達の口癖をスタンプに起こしていったので、わりとすんなりいけました。
多分、ぼんやりと「こういうのがウケるだろうな〜」って考えるより、もっと具体的な利用者を想定して作る方が、刺さる人にはきちんと刺さるんじゃないかな。
どシンプルなやり方だと、「わたしなら絶対これ使うね!!」っていうスタンプやセリフを詰め込んでいったり。最強の生の声ですよね。

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4年後のわたしからの追記
あまりにマニアックな文言は使いにくいので、文言が浮かばないくらいならセリフなしのスタンプを入れる方が汎用性があっていいかと思います!

(3)線画を描く

ある程度方向性が決まってきたら、実際に線画に移行していきます。わたしはiPadの無料アプリ「アイビスペイント」にお世話になりました。LINEスタンプのサイズがデフォルトで入ってて便利です。
線画に関しては、とりあえず描いちゃう。で、おおまかに描けたら、一回画像を書き出して、スマホで実際に見てみる。iPhoneだったら、カメラロールで画像を開いてから指で縮小して見てみると、「こんなもんか〜」ってわかってなんかテンション上がります。
線画で楽するコツは、複製を上手に使うこと!!これに限る!!
似たような構図だと使いまわせるっていうのはもちろん、違うポーズでも、頭身が崩れるのを防げます。
イラストを複製して、下に敷いているイラストの透明度を40%程度に下げた後、上のイラストのいらない部分を消しつつ改良していく、っていうのを延々繰り返してました。まじで。なぞり絵感覚で量産できるのでおすすめです。

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4年後のわたしからの追記
線が細すぎると、縮小されて見づらく・読みづらくなり、特にマダム層には不評でした。。

(4)着色・透過する

線画ができてきたら今度は色ぬりをしましょう。
色ぬりも(3)と同じく複製を活用して、手を抜けるところは抜いていきましょう。
ここで悩むのが文字の扱いだと思うのですが、白ふちをつけるなら気持ち太めの方がいいです(泣)ほんとこれだけ後悔の思いでいっぱいです(泣)みなさんは同じ轍は踏まないでください(大号泣)
はい。
着色については特に言うことないです!色数増やしたら大変そうだなーと思ったりはしますが、わたしは白黒で作ったので……なんの苦しみもなく……。
あ、透過はここできちんとしておくと後々楽できます!しておきましょう!

(5)LINE Creators Studioにアップロードする

ここまで来たら実質ゴールです!おめでとうございます!
でも地味にめんどくさい作業が多いので、完成の喜びの勢いのまま終わらせましょう。
まず、スマホに「LINE Creators Studio」ってアプリをインストールしないといけません。
それから、スタンプの名前や説明文を書いて、アップロードしたら終わり!なんてことは全然なく、なんか他にもいろいろ書かされました(覚えてない)。英語のタイトルや説明文を考えるのが一番きつかった……。
いろいろ書いてから申請ボタンを押すと申請完了です。申請後は、スタンプの差し替えやタイトル変更など、編集ができなくなるので注意してください。
なお、申請してから販売まで時間がかかる!!と聞いてびびってたのですが、申請から審査開始まで3日、審査が終わるまで数時間という超高速通過をしましたので、ケースバイケースなんだと思います。普通の人間に普通の服着せて普通のこと言わせてたらいけるんじゃないですか(適当)

さいごに

自作スタンプ「ヒダリちゃん」、販売開始から2日ほどですが、分配額はすでに¥1,000を超えました。手続きしたらお金ゲットできるみたいです。やったね。
まあ手元に来るまでの手数料がエグいらしいのでもう少し様子を見ますが、換金できた暁には、改めて報告できたらなあと思います。
スタンプ作り、夢あるぞ!!やってみようぜ!!

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4年後のわたしからの追記
これ以降、スタンプを追加で2個作り、世に放っていますが、トータルで45,000円くらいになりました。今も毎月500円くらい入ってきてます。
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さらに1年後のわたしからの追記
その後1年くらいでなぜか売上がぐんと伸び、気付けばトータル100,000円超の売上になっていました。そこからもろもろ差っ引いて手元に残るのは90,000円くらいです。渋い。
ダッシュボードを確認したところ、購入はほぼされてないようなので、プレミアムで使ってくれている人がいるのかも?ありがたいことです。
売上の送金は一括オンリーなんですが、年に送金する金額が50,000円を超えるとマイナンバーを提出しないといけないので大変そうだなぁと思っています。最近めちゃくちゃマイナンバー出しての連絡がくるんですが、面倒すぎて先延ばしし続けています。だめな大人。

ちなみに、このヒダリちゃんを作ってからいろいろ反省して、1〜2年くらい前に「ヒダリちゃん その2」をリリースしました!こちらもどうぞご贔屓に!
その2は結構使いやすいし主戦力となってくれています。自分でもたまに使います。


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