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2023年に怒涛のアウトプットをした話

本記事は『エンジニアと人生 #1 Advent Calendar 2023』の6日目の記事です。

海外登壇の話しようと思ったら、直近登壇したてホヤホヤのリルオッサさんと被っちゃってた。なので、自分のアウトプット全体的な総括とかやってみるかあ、と思ってこの記事を書いてみた。所属しているコミュニティのアドベントカレンダーをのっとって、個人的に2023年を振り返りやった、というと近い

登壇したもの

今年カンファレンス登壇を結構したなあ、と思いながらまとめたのを以下に並べてみた。海外2件(1件)、国内2件という結果。

SwiftHeroes 2023 (イタリア)

「そろそろ海外登壇したいなあ」って思ってた頃に、プロポーザル送ったら通っちゃったカンファレンス。詳しくはブログの記事を読んでください。イタリアのトリノで開催されたカンファレンスです。規模も大きく、みんなとわいわいできて楽しかった。カンファレンス内外で、昔お世話になった方と会えたのは、すごい感動だった。

いろいろあって自費でいった(いろいろと、どうしようもない事情があった)けど、「これからは自費で海外カンファレンスはなるべく行こう」って思い始めるきっかけになったカンファレンス。詳しくはブログ参照

iOSDC Japan 2023 (日本)

↑ の海外カンファレンスの体験をLTで発表した。久しぶりに早口で登壇したけど、喋ってる本人も参加者もエンジョイできたそうで良かった。あとikesyoさんと仲良くなれた(?)

JAWS FESTA 2023 KYUSHU (日本)

AWS のカンファレンス。昔一緒にコミュニティを運営していた方が、発表のトラックの一つのオーナーをしており、その中の一つのセッションとして招待してくださった。招待されたカンファレンスは久しぶりだった。

Do iOS 2023 (オランダ)

こっちは「この時期、母親とちょうどヨーロッパ行くし、ついでに応募して通ったら登壇すっか」というノリでプロポーザル送ったら通ってしまった。

ヨーロッパでコロナかかったり階段から落ちて体ボロボロだったけど、たのしかった

非公開 (アメリカらへん)

プロポーザル送ったら通ったけど、先に Do iOS の結果が出たので、予算の都合で泣く泣くキャンセルした。来年もしかしたら登壇するかも?乞うご期待。

執筆したもの

翻訳だし共訳だけど2冊出した。本当に共訳のしんざんさんには頭が上がらない。あと、Amazonのベストセラーを取って、それなりに売れて、ヨーロッパ親孝行旅行できたのでよかった。原著の方や共訳・出版社の方々、そして読者の皆さん本当にありがとうございました。

Good Code, Bad Code ~持続可能な開発のためのソフトウェアエンジニア的思考

リーダブルコードと婚活の話でXがざわついてたときに、一部の人が「リーダブルコードに代わる本だ!」って話題に上げていらっしゃったときは「なんかえらいことになってるな(画像略」って傍観してた。みんなよみたいものをよむといいとおもうの。でもかってくれるとうれしい

あと第3版くらいまで謝辞に書いた原著の方の名前を思いっきしtypoしていたのは、本当に申し訳ない。

セキュアなソフトウェアの設計と開発

実は、海外登壇で忙しくて見る暇がそこまでなかったので、ほぼほぼしんざんさんが翻訳してくれた。僕はほぼほぼ全体的なレビューと一部の書き直しとかしかやってない気がする。

最初、何も知らずにとりあえず翻訳を請け負い、翻訳をするにつれて原著者の方がすごい方と知ってとても驚いた。何回か直接話したけど、日本語ペラペラだった

なんでここまでアウトプットできたのか

いろいろとがんばったから、とざっといっても、工夫はある。僕が大事にしている(しはじめた)ことは3つくらいある

挑戦することを(考えて)繰り返したから

書いたプロポーザルで通らなかったものはないけど、通らなかったカンファレンスはたくさんある。今年はおそらく打率5割だった。

それでも、プロポーザルの何がだめそうだったのか、逆にどんな人のプロポーザルが通ってるのか、何をしたら自分のセッションにもっと興味をもってくれそうなのか・価値を与えられるか、今度出すカンファレンスはどんなカンファレンスなのか?といったことを研究した。

そんなこんなで、トライ・アンド・エラーを繰り返したら、3つのカンファレンスで通った。

僕は(真剣にやれば)人が興味を持ってくれるような文章は書けるので、そこが強みだけど、それも活かすには考えて繰り返すのが大事なだと思っている。

アウトプットに労力・時間・金を惜しまなくなった

いままで、例えばカンファレンスへプロポーザルを通したら「いろいろとサポートしてくれるのカンファレンスだろう」と(ちょっと)おもっていた。

けど、今年はその考えも色々と変わったことがあった。最近不況、戦争とかで複雑で不安定な世の中、むしろそういう自分が立つためのステージとか、いろいろと提供してくださることに大きく感謝しないといけないなあ、と思い始めた。(まあ塩梅もあるだろうけど)

なので、今度から自分からそういう機会を掴み行くんだったら、自分からも大きくPayしていこう、とは意識している。飛行機なんて安く取ろうと思ったら取れるのも得意だし。

労力・時間を惜しまないのは、例えばプロポーザル通したカンファレンスが、練習・資料作りとかで将来苦しそうなことでも、「まあ、将来の自分ががんばるやろ」っつって、やろうと決めれるのが大きい。(そして過去の自分をだいたい恨むけど、でも達成感も大きいし、毎回やってよかったって思えている)

いままでの「つながり」が機会を作ってくれた

(翻訳)執筆の話は、昔バイトをしていた会社の執行役員の方が「freddi くん、海外登壇もしているし、英語得意そうだからやらない?」と話しかけてくださったことが大きなきっかけだった。

そこから「Good Code Bad Code」の翻訳に繋がり、「セキュアなソフトウェアの設計と開発」にたどり着いた。

こういうのから見ると、いろんなところで色んな人と仲良くなって信頼を気づく・活躍を見せるのは大事だなあって思った。こういうところから、色んなところから声がかかって、チャンスを得られるっていうのは大事だと思う。あと AWS のカンファレンスでも、もともとコミュニティのつながりがあったから誘われたし。

来年なにやる

来年はもう1冊翻訳か自著出したり(まだ何も決まってない)、どこかのカンファレンスでまた登壇する(まだどこもプロポーザル通してない)のをやりたいなあ、と思っている。でも、入れてなかったわけじゃないけど、ちゃんと業務にも本腰を入れたい。あと、SwiftUIもがんばりたい。いろいろやりたい。あと、リルオッサさんにしたみたいに、同僚とか友人のサポートをして海外登壇させたいなあ、っておもっている。他人のアウトプットもどんどん支援していきたい。やるぞやるぞ

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