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距離感。孤独と誠実。

距離感。

どんなに気があう、親しいと思っていても
自分は嫌われるかもしれない、
嫌われているかもしれない、
迷惑がられているかもしれない。

逆に自分が相手に対して、
いつそうなるかわからない。
絶対にそうならないとはいえない。

現に今までだってそんなこと
何度もあったのだから。

そこで孤独を覚悟していると、気持ちがとても楽。

それは、相手を思いやることもなく
ただ自分の思うとおり、言いたい放題
やりたいようにやるということではなくて

相手を軽んじることはないし
嫌われたいわけでもない。
つまりトラブルと起こそうという気持ちは全くないけど

でも正直に、話すことは話す。誠実に。

それでも結果的に相手が気分を害したり
私を嫌いになったり、迷惑に感じたり
残念だけどそういうこともあるはず。

私はそれを悲しいと思うけど、必ず、ある。
どんなに誠実に接したつもりでも、必ず。

だから心構えはいつも持っておく。

もしかしたら嫌われるかもしれないけど
どのみち私は嘘はつけないのだから。

孤独の覚悟ができていれば
嫌われても、仕方ないな、と思える。
もともとこうやって好かれる要素を削ぎ落としているわけだし。

離れたくないから、離したくないから、離れられないからと
執着する必要も
こちらが我慢したり自分を抑えて従う必要もなくなる。

これはとても、気持ちに楽なことだ。


依存性質だったころは
また、それにも気づいていないころは

すぐに人と近づいて、何なら至近距離まで
あっという間に近づくのが普通だった。

つまり面と面をべったりくっつけること。

ガムテープの接着面同士が
くっついてしまった時みたいな、そんな感じで。


孤独を覚悟してから人付き合いをぐんと減らした。
距離感を微調整しながら、大事な人と誠実に関われればそれでいい。

それすらなくなってしまう覚悟をしながら、
それでも誠実でいよう。




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