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#56 行動 x ライティングを学ぶ

文章とは読まれるために書くものではない

行動させるために書くものだ


最近読んだ本の一節


広告とマーケティングの勉強をしながら

ライティングの本を読んでいる


購買の為の文章というのは

普段書いている日記のようなものとはわけが違う


大抵のノウハウ本に書かれているのが


自分が思っていることを

そのまま書いちゃいけない


常にお客さんの目線を持って書く


そして最初の文章の言葉


読まれるためではなく

行動させるために書く


これが何より重要


ただそう言われてもどう書けばいいか?

ピンときませんよね


僕もそうでした

文章で何がそんなに変わるのかって?


でも変わるんです

もうびっくりするくらい


これを読んでくれている人の中に

ブログとかアフィリエイトを

やったことがある人もいるでしょう


「〇〇おすすめです」

「〇〇買ってください」


そう書いたところで

お客さんは買わない


あなたが有名人かインフルエンサー

なら別ですが


文章で購買を誘導するのって

めちゃくちゃテクニックが必要です


でもこのテクニックさえ手に入れてしまえば

文章でお金が稼げます


今日は例をひとつ紹介

行動させる文章とは何か?


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Q. これは今から十数年前

アメリカの大型量販店での出来事です


ある売り場で担当者が紙おむつ売り場に

「ある文章」を掲示することで


紙おむつよりも効果な

全く別の商品の売り上げを

大幅にアップさせました


その商品とはなんでしょう?


ヒントとして

掲示したコピーはこちらです



「今しか見れない姿、残しませんか」





ちょっと考えてみてください







オムツが置かれている横に


「今しか見れない姿、残しませんか」


このメッセージで売れたもの






もうおわかりですか?


もう少しひっぱりますか?



僕は結構なるほどってなりました

確かに買っちゃうって…





自分が親だったら


「今しか見れない姿、残しませんか」




もうおわかりですね



売り場の担当者が

オムツの横に陳列したものは


「使い捨てカメラ」です


オムツ売り場のお客さんは大半が

子供のいる人たち


そして2、3歳の1番可愛い時期


毎日がはじめてづくしで

同時に子育てという変化で大慌てな毎日です


紙おむつは毎日使う生活用品

お客さんはほとんど無意識に手に取り

レジに運んでいきます


でもそんな時に売り場で見かけた


「今しか見れない姿、残しませんか」


読んだ瞬間

両親は我が子の今を想像します


この一瞬一秒が

どれだけ尊いものなのか

この子の成長が

どれだけの宝物なのか


日常に紛れてしまっていた欲求に気付きます


「可愛い姿を残したい」


そう思った瞬間にはもう

買い物カゴにはカメラが入っています


「今しか見れない姿、残しませんか」


「買ってください」なんて

一言も必要ありません


ただ日常から一瞬非日常へ

想像させただけです


これが行動させる文章の書き方


興味がある人は

一度読んでみて




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