#64 無難 x 有難を語る
むかしむかし
お金のシステムに
使われたのは貝でした
だからお金にまつわる漢字には
この「貝」という字が多く入っています
例えば「買う」
例えば「購入」
その他「貨」「財」「貯」「貿」「資」など
貝の他にも「稲(いね)」が使われていたとも言われ
その名残で(いね)(ね)(値)となりました
ちなみにサラリーマンの「サラリー」は(塩)が語源で
世界では昔は塩(Sal)がお金の代わりだった
その名残だと言われています
こんな感じで今日は短いですが
漢字にまつわる話をしたいと思います
お付き合いください
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夢を叶える人と
夢を叶えられない人との大きな違いは何でしょう?
それは
夢を叶える人は常にポジティブな言葉を選び
夢を叶えられない人は常にネガティブな言葉を選んでしまう
このことをひとつの言葉が表しています
「吐く」という字があります
この字は「口」に「+」と「-」と書きます
口から発するプラスとマイナスの言葉という意味です
この言葉からマイナスを取り除いてみてください
「口」に「+」で「叶う」という字になります
「吐く」という言葉からマイナスの言葉をなくせば
「叶う」という字に変えられるんです
だからポジティブな言葉を発する人は
夢を叶えられるんです…
偶然なのか屁理屈なのかわかりません
ですが少し「ハッ」とさせられませんか?
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もうひとつだけ
「難しい」という字を思い描いてください
この「難」という漢字
あまりい良いイメージのない言葉です
どちらかといえば不吉な
その理由は
「困難」「災難」といった負のイメージの言葉に
多く使われているからだと思います
誰だって「困難」「災難」からは
避けて生きていきたいと思うからです
でもこの「難」がない人生
「難」が「無い」と書いて
「無難」と呼びます
山も谷もない無難な人生
そう聞いた時に
はたしてそれが生きていると言えるでしょうか?
「無難」でいい「無難」が1番
そういう考え方もあるとは思いますが
それはどこか寂しい人生です
では「難」が「有る」人生とは何でしょう?
人は「難」が「有る」人生のことを
「有る難」と書いて「有難い」
有難う(ありがとう)と言いました
難が有ることは有難い
そういう風に昔の人はこの言葉に
感謝の意味を込めました
誰にだって「難」はあります
どんなに避けて生きていても
いずれは直面します
その時に
困難や災難を経て
「ありがとう」と思える人生ならば
きっと僕たちは誰よりも
この人生を愛し
この命を尊いものに
変えられるんじゃないだろうか
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とても偽善なことを言いました
言葉の語源が本当なのかはわかりません
でもこんな風に
もし自分に子供がいたのなら
言葉が持つ不思議な力を
「すごいなぁ」って思ってもらえるように
楽しく伝えてあげたい
そんな意味を込めて
今日はこのテーマを選びました
何かの機会に
どこかで話していただければ
幸いです
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