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「どうせ、女なんやから」とか言っとんなよ

「どうせ、女なんやから」とか言っとんなよ。

お前はな、そうやって、女でもないのに
「自分はどうせ女なんやから」って言い聞かせて
自分にナイフでも刺しとんやろ。

そりゃ、側は女かもしれん。
戸籍も女かもしれん。
マイナンバーに『女』って書いてあるかもしれん。
でも、お前は女じゃないんやろ。


お前は男の子や。愛らしい男の子や。
純粋無垢で、優しくて、でも正義感はあって、
何があっても絶対に負けないプリキュアや。
なのになんでお前は自分を大事にできんのや。

お前は男の子や。
頑張って女の子にならんでもええ。
そんなな、自分の思いに蓋してまで、
女である必要はない。
女である自分のこと、愛せんのやろ?

お前は男の子や。立派な男性や。
「でも自分は普通じゃないから恋愛できん」?
恋愛なんか、簡単や。
人間を愛せばええんや。
さだまさしも言うとるやろが。

結婚なんか、せんでいい。
でもお前は今、結婚願望があるんよな?
生涯を穏やかに過ごせる、パートナーがほしいんよな。
結婚せんでもいい時代じゃけど、
それでも結婚したいんよな。
お前は男やが、結婚したい相手も男なんよな。
ほんなら戸籍に便乗して恋愛結婚すりゃええ。


「相手の男性に愛されるかわからん」?
そりゃそうかもしれんな。
だってお前は、男やもんなぁ。
“女の側した男” が好きな男って、
どこ探したらおるんやろな。


でも、お前なら大丈夫。
性別を超えて、「愛らしい」と感じさせる魅力が
お前にはある。
それがたとえ中身が男だろうと、
「愛らしい」と思わせたモン勝ちや。

それにお前はご飯も美味い。
掃除洗濯もできる。
話し合いできるぐらいの言語化能力もある。
こうやって、文章に起こせる。




じゃけんさ、自分を傷つけるのは辞めて。

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