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【S11使用構築】電磁波はS操作【191位】


どうもこんにちは、ふらてゃん/Amatukaです。
S11にてレート2050を達成することが出来たので、記事として残すことにしました。

そこそこの酩酊状態で筆を取っているので誤字脱字や文体の乱れなどあるかもしれません、ご容赦ください。


【構築経緯】

 スケイルショットを採用したカイリューが最もパワーが高く、軸として優れていると感じたためここからスタート。

 カイリューを通すにあたり、必要な要素は「スケイルショットで倒せる相手を目の前に置くこと」「カイリューが積みを少ない負担で行える状況を作ること」の2点だと考え、【電磁波挑発ハバタクカミ】を採用。

 耐久に振ったウーラオスなどにカイリューが止められてしまう点や、命中不安のスケイルショット以外でも相手をワンパンできるように【電磁波アンコサケブシッポ】を採用

 単純な性能が高く、サケブシッポが苦手とするハバタクカミに後出しのききやすい【暁チョッキガチグマ】をフェアリーテラスで採用

 ここの4体で選出は完結していたので、残り2体は崩し枠を求めた。
 受けサイクルのような相手に対し強力な【身代り水オーガポン】と、アーマーガアのようなサイクル下で緩やかにアドバンテージを稼いでくる相手に対して破壊する【ハチマキ電気パオジアン】を採用し構築が完成した。


【個体紹介】

ガチグマ(アカツキ) @とつげきチョッキ テラス妖

ブラッドムーン しんくうは だいちのちから ムーンフォース


あまりにもパワーが高すぎる最強の地面枠、高すぎる火力+突撃チョッキ+フェアリーテラスで瞑想カミくらいにしか対面で負けないのが売り。
テラスをフェアリーにすることでスケショカイリューの起点になることを回避したり、ウーラオスやパオジアンに対しても安定した初手出し+数的有利を取る事ができる。
D振りすることでSのチキンレースに参加せずにガチグマミラーで強くなることが出来るため、非常に使いやすい配分だった。
余談だが、普段自分は技配置を回復技→残りあいうえお順にしており本来はしんくうは→だいちのちから→ブラッドムーン→ムーンフォースの順番になる。 ただしあまりにもブラッドムーンが安定になるシーンの多さ、単純に技としてあまりにも火力がぶっ壊れすぎていたためその自分の中でのルールを破壊してブラッドムーンを1番上にさせた最強のポケモンだった。


カイリュー@いかさまダイス テラス鋼
アイアンヘッド じしん スケイルショット りゅうのまい


魂のA特化スケイルショットカイリュー。
Sを落としたことで1舞でカミツツミパオを抜けなくなったり、スケショカイリューミラーで先手を取りにくいのは非常に厄介だったが電磁波によるS操作で何とかなるケースが多かった他、それ以上に火力を求められるシーンが多かったため意地っ張りでの採用とした。
テラスタイプは炎.水.電気.ドラゴン.フェアリーなど様々なタイプを模索したが、半減タイプの多さと元タイプの噛み合い、スケイルショットを無効にしてくるフェアリーテラスを咎めるアイアンヘッドがあまりにも強力すぎたため鋼で採用。


サケブシッポ@オボンの実 テラスノーマル
アンコール ステルスロック でんじは マジカルシャイン

高すぎる耐久とそこそこの素早さを活かしてステルスロックや電磁波でサポートを行うゲームメイカー。
電磁波を連打して麻痺運ゲを仕掛けるポケモンのように見えるがこのポケモンの本質は「S操作技+アンコールによる交代の誘導とステルスロック」であり、挑発を持たないありとあらゆる相手を起点にする事が出来るのが強み。
技枠の最後には吠えるやミストバーストなども候補に上がったが、「初手要員としてウーラパオに不利を取らない」という強みと、アンコールを入れたあと居座ってくる相手に対しての削りを入れて裏の圏内に入れる動きを行うためにマジカルシャインを採用した。
配分はHが奇数になる最大値、Dはハバタクカミのメガネ臆病シャドーボール確定耐え、残りを物理耐久に振り切っている。

S10の序盤から中盤にかけてずっとお気に入りで使用していたが、DLC登場によるガブリアスの流行に伴い最終日の採用を見送っていたため、最終日当日にこのポケモンを思い出すことが出来たのは紛れもなく試してきたあの2週間があったからだ、感謝。

パオジアン@こだわりハチマキ テラス電気

かみくだく こおりのつぶて つららおとし テラバースト


意地っ張りで採用することであらゆるポケモンを破壊する火力を手に入れ、崩し枠としての役割を存分に果たしてくれた。
最終日も使いながら耐久振りの型とAS特化の型でずっと悩んでいたが、最終的にAS特化でより汎用的な動きを取る事にした、どちらが正解だったかは正直今でも分からない。
中盤から終盤にかけて流行していたアーマーガアや、たまに当たるヘイラッシャに対して対面操作やアンコールを活かしてパオジアンを通すプランで破壊することが出来たため、構築が苦手とするポケモンを上手く狩り倒してくれた。

ハバタクカミ@ブーストエナジー テラス妖
たたりめ ちょうはつ でんじは ムーンフォース

カイリューに繋ぐ2番手としての役割の他、ステロ展開を阻害する先発役として投げることでガチグマとカイリューで残りを畳み掛けるのも非常に優秀だった。
羽休め連打で麻痺待ちをするカイリューを裏に置く構築の場合ハバタクカミの電磁波は全く評価していないが、スケイルショットカイリューは「無抵抗の相手を上から倒す」ことが積みに繋がるほか、麻痺による命中不安の解消ができる可能性も込みで非常に強力だった。
タイマンで殴りあって勝つことはこのハバタクカミにはそこまで求めていないため、配分は耐久にほぼ振り切って少しでも2回動ける相手を増やすことを意識している。

…とはいえ火力不足なのは事実のため、テラスを切って相手を倒すことも視野に入れるためテラスタイプは火力増強の妖テラスで採用した。 そんなに切らなかったので水流連打を半減出来るテラスの方が実は良かったかも知れない。

オーガポン@いどのめん

アンコール ツタこんぼう みがわり やどりぎのたね

本構築のラストピース
厄介だった受け回しの構築に対して非常に強い他、サケブシッポのステロと合わせて宿り木を活かしたサイクル戦を実現することも出来たのが非常に強力。
水オーガポンを警戒したのかウーラオスがガチグマ対面でインファイトを押してくることも非常に多く、見た目での圧力も実はあったのかなとシーズンを振り返って感じた。
「見た目の圧が強いから採用」という採用理由は非常に自分が嫌いなため行わないのだが、あまり水流を打たれなかったのは事実なのでこういった形で繋がってくれたのは非常に嬉しい誤算だった。
 

…ちなみにキノガッサにろくな打点がないため、1度だけキノガッサ入の受けループに択と釣り交換を合わせられまくって敗北を喫した。完璧なポケモンなんて居ないんだなとひしひしと感じられた試合だった。



【基本選出】

サケブシッポ ハバタクカミ ガチグマ カイリューから4体

☆ステロを撒いてこなさそう→シッポカイリューガチグマ

☆ステロを撒いてきそうかつハバタクカミ初手出しに大きな裏目が無さそう→ハバタクカミガチグマカイリュー

☆初手のガチグマで大きくアドバンテージを取れそう →ガチグマハバタクカミカイリュー

☆ロトムやアーマーガアのようなサイクルパーツが多く採用されている相手→パオ@2

☆受けループや受けサイクル➞オーガポン@2、体感パオガチグマで出すことが多かったような気がする。


【タイトルについて】

自分の中での電磁波という技に対する認識は「S操作として扱う電磁波は強力」で「麻痺待ちを前提とした電磁波は弱い」というのが自分の考えである。
例えば、電磁波ハバタクカミからカイリューを出して龍舞を積み、羽連打で麻痺待ちをする構築の電磁波は自分にとって弱いと考えている、理由は至極簡単で運要素が大きく絡むため電磁波という技の裏目に見合っていないと考えているからだ。

ただし、S操作技として電磁波を採用した場合「命中90で当てれば半ば機能不全に陥らせた挙句、交代で残しておくメリットも少ないポケモンを生み出す、さらに場合によっては非常に少ない負担で目の前のポケモンを倒すことが出来る」 という非常に強力な技となる。
そのため、少しオーバーな表現をすると目の前のポケモンによっては「命中90の一撃必殺技」くらいの感覚で電磁波を押していたと思う。それほどまでにスケイルショットカイリューと電磁波の相性は凄まじかった。

サケブシッポはS操作をした後の仕事量も非常に多く、電磁波で相手のSを下げた後にアンコールを押すことで安全なステルスロック撒きや対面操作を実現する他、アンコールを受けて交代したとしてもステロダメージを稼ぎつつ電磁波の犠牲者を増やすことが出来るのが非常に強力だった。麻痺があるおかげでスケイルショットの命中不安という最大の弱点を回避できる可能性が少しでもあるのも副産物として良かった。

…とまあ長々と話したが要は使い方をしっかり定義して運ゲーに頼らない麻痺は本当に強かった、沢山電磁波押したけど対戦した人許してください。

【最終レート】

TN スカーレット R2057 191位
TN はるかわそら 瞬間レート200x 最終4桁

春川宙の名前で勝ちたかったです。

すいっちがいちばんすき


【最後に】



次は2桁目指したいし、もっとポケモン上手くなりたいからたくさんの構築触って勉強します。 この構築も最終日前日に振ってきただけだし。

すぺしゃるさんくす

☆最終日1週間前くらいに5桁だった俺と遊んでくれた方々

☆環境考察をまとめてくれたクリフとくん

☆意地カイリューの案くれたマリーくん

☆オーガポンの案くれたぶだびちくん

☆パオの案くれた愛好家くん

☆これらの案を貰えるきっかけになったサーバーを作ってくれたレブロン


おわり

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