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【S5構築記事】高数値&高火力カイリューサフゴスタン【最終638位】

皆さんこんにちは、ふらてゃん/Amatuka です。

今回はS5で使用した6体を紹介させていただきます。
第九世代からポケモンを始めて、初の3桁フィニッシュが出来たため備忘録も兼ねてひとつの解説記事にすることにしました。

@Amatuka_Chang でTwitterもやっているため、興味がありましたらそちらも見ていただけると嬉しいです。


【パーティ】

レンタルも公開しています、当分は残していると思うので気になったらぜひ使ってみてください。

数値の高さが売り


【構築経緯】

シーズン中盤まで、【カバルドン】+【飛行挑発トドロクツキ】のパッケージを自分のやりたいことを押し付けて出来る限り少ない択で勝つことが出来るのではないか、と考え使い続けていました。

ただ、使っていく上でどうしても【パオジアン】の氷の礫や【ブーストエナジーテツノツツミ】の氷技で縛られてしまうことや、テラスタルを切っていない時のトドロクツキの対面性能の中途半端さが気になったため別のエースアタッカーを探すことにしました。

ウルガモス、悪巧みサーフゴー、果てはバトン構築など様々な形を試した結果【A特化命の珠ノーマル竜舞カイリュー】が高火力+テラスタルを切っていない時の対面性能+先制技で縛られない という求めていた条件を満たしていると考え、珠カイリューを軸にすることに決めました。

カイリューが不利を取る物理受けポケモンに対して後投げして有利対面を作った時の破壊力が高い上、トリックやサイコショックで受けにも強い【HC拘り眼鏡サーフゴー】


ステロ+吹き飛ばしによる全体への圧と場持ちの良さ、カタストロフィや地震で殴り合ったり神速の圏内に入れられる【HABオボンディンルー】


襷による先発適性、ゴーストテラスを絡めて流行りの初手カイリューにも強く出られる【ゴーストテラス襷パオジアン】

を採用し、この4体の組み換えを基本戦術としました。

特殊方面から積んで殴って行ける他、高いSからカタストロフィと合わせて相手を縛る性能、純粋な対面性能の高さを評価して【甘える瞑想ドレキハバタクカミ】

イーユイのような高火力特殊アタッカーを始め、ヘイラッシャやアーマーガア、流行りつつあった水テラスポケモンに対しても電気テラスと持ち前の高火力で億さず殴っていくことが出来、先発から投げてテラスを切る事で数的有利を狙うことも出来る【電気テラスチョッキセグレイブ】


の2体を補完枠として採用し、交代せずに殴り合っていく選出も取りやすいようにして6体の並びが完成しました。
セグレイブについてはなかなかこの枠が決まらず、最終日の前日までは気分で【おふだ呪いミミッキュ】と使い分けて使用していました。


【個体紹介】

カイリュー@いのちのたま ノーマル

じしん しんそく はねやすめ りゅうのまい

本構築のエースであり、選出率もいちばん高かったポケモンです。
神速+地震の範囲はほとんどのポケモンを等倍以上で殴れる上、積めない時も地震で下から削ってから神速で上から叩くという動きで様々なポケモンに対面から勝つことが出来ます。
マルチスケイル+羽休めの継戦能力のおかげで、命の珠を持っていてもある程度のサイクルや後出しが出来るので非常に使いやすいポケモンでした。


A→より多くの相手を確実にワンパンしたいため、補正込み最大値
S→龍の舞1回でガブリアス抜き抜き
HBDS→HPが奇数になるように振り、残った8を振り分け


サーフゴー@こだわりメガネ ゴースト

ゴールドラッシュ サイコショック シャドーボール トリック


カイリューを受けたい相手に後投げし、物理受けor引き先に高火力を押し付ける動きが強力なポケモンです。
また、後述のディンルーも後投げから十分に仕事が出来るポケモンなので、裏にディンルーを置いて先発でサーフゴーを投げることで相手から先発で飛んでくるステロ撒きのポケモンを最小限の被害に抑えるなどの役割もあります。
受けポケモンには元のS種族値で十分上を取れているため、Sにほぼ振っていない配分でも十分に活用できたと思います。
テラスタイプはシャドボ一発目のダメージを見て安心して居座ってきた相手を咎めるゴーストテラスにしていますが、悪テラスパオジアンに咎められるケースがまあまああったため格闘などにしてテラバーストを採用してもいいかもしれません。

H→16n-1(ステロダメージ最大効率)
C→引き先に出来るだけ圧をかけるため補正込み最大値
BDS→あまりで出来るだけ硬く

ディンルー@オボンのみ  みず

カタストロフィ じしん ステルスロック ふきとばし


火力と耐久力を両立したディンルーです。
H振りから入ることである程度特殊も受けられるようにした上で、陽気パオジアンの氷柱落としを2耐えできるラインまで物理耐久を上げて残りをAに振ることでステロ撒きだけではなく対面性能も高く保つことを目指して育成しました。
水テラスにすることで相手のパオジアンが火力強化アイテムだった場合もテラスによる切り返しを測れるようにしていますが、フリーズドライが一貫してしまうので考察の余地があると感じました。
Aに振った型はテラバーストなどを採用しているケースも多々ありますが、全体負荷と積みアタッカーへの切り返しを優先して吹き飛ばしを採用しました。

H→奇数の上でできるだけ高く
B→陽気パオジアンの氷柱オボン込みで2耐え
A→残り


パオジアン@きあいのタスキ ゴースト

せいなるつるぎ つららおとし じごくづき ふいうち


非常に一般的な襷パオジアン。
地獄突きは構築的に重かったラウドボーンに対して当ててからサーフゴーに引くことでフレアソングでサーフゴーが大きく削られることなく裏かラウドボーンに負荷をかけることが出来るため、噛み砕くよりも優先して採用しました。
カイリューはどれだけ構築にメタを仕込んでいても足りないと考えているため、ゴーストテラスにすることでタイマンで勝てる可能性を高めています。

ハバタクカミ@ブーストエナジー ノーマル

あまえる シャドーボール ドレインキッス めいそう

調整はS4にて6位を達成された記事のハバタクカミを流用して、技構成を変更しています。
一般的なドレキ瞑想と違い、シャドーボールで一定の火力を出すことが出来るため瞑想1積みから無双体制に入ることも多くありました。
また、ドレインキッスの回復はダメージ量に依存するため、CとBに振ることで相対的に2発目3発目の攻撃を耐えて切り返しやすく感じました。
このポケモンは1度瞑想を積むことが出来れば、攻撃しながら回復することが出来るという性質上1ターン取れた場合のアドバンテージが非常に大きいため、相手の影うちやシャドボを透かして更なる積みを図れるノーマルテラスで採用しました。


セグレイブ @とつげきチョッキ でんき

こおりのつぶて じしん つららばり テラバースト


1発耐えて殴り、上から礫で縛るというのがコンセプトのため、HAをできるだけ高く育てています。
先述の通り電気はヘイラッシャやアーマーガアに対して殴って行ける他、飛行テラスアタッカーを半減で殴り返したり電磁波サーフゴーに億さず突っ込んでいけるなど非常に利点が多かったです。
サーフゴーへの打点を確保するため、巨剣突撃では無く地震を優先して採用しました。


【基本選出】

正直これ!という決まった選出は無いのですが、特に多かったいくつかのパターンを乗せておきます。

・ディンルー+カイリュー@1
ディンルーのステロ展開からカイリューで制圧する際のプランです、ディンルーを先発に置かずにパオジアンなどから入って、2体目のディンルーを対面駒として使うか展開駒として使うかを試合展開で考えるケースも多くありました。

・セグレイブorサーフゴー +カイリュー+ハバタクカミ
あまり交換を多用せずに、セグレイブやサーフゴーで荒らしてハバカミとカイリューで上から詰めて行くプランです
特にステルスロックを確実に撒いてきそうな相手に対して取る事が多く、ステロを撒くために相手が取った数的不利をそのまま逃がさずに逃げ切って勝つプランで選出しました。

これ以外の組み合わせも選出しましたが、特に多かったのはこの2パターンだったと思います。


TN スカーレット

最終レート 1951.500


【さいごに】

SVから対戦を始めてから初の3桁という事でとても嬉しい反面、次のシーズンでは更に高い順位を目指したいという気持ちも強くあります。
次は3桁前半とレート2000目指して頑張ります、よろしくお願いします。

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