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交換するだけでは済まない社外品ウインカー

我が家のMOTOGUZZI BREVA V750 製造されてからもう15年以上になる。
一部樹脂部品は厳しくなってきているものもある。
根元にクラックの入ってきたウインカーを交換した。

素直に純正品を購入すれば良いのだが、
何か良いのはないかな〜とウエブを検索。

どこかのMOTOGUZZI乗りの方がkawasaki  W400用の社外品を
取り付けた記事を見つけた。
アマゾンで検索してみると、純正1個より安い値段で4個買える。

小ぶりでいい感じ、クリヤレンズだし。
いい感じに写ってる写真に騙されて(?)購入。
翌々日に荷物が届いた。早い。

箱の中に緩衝材は無し。ものは軽いから問題なし。

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部品を検証。
本体メッキにムラ、小傷あり・・そんなに気にはしない・・。

どんな作りになっているの?

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反射板が軸の抜け止めを兼ねている無駄のない作り。
本体と軸のはめ合わせがグラグラなんで、いやはやなんともな感じ。
ネジの頭は錆びてるし・・。
電球はウエッジ球。ブラケットの作り簡略化できるからね。

振動の多いバイクでは、軸の抜け止めが割れる可能性あり。
軸は硬質ゴムみたいな感じで柔軟性がある。
それぞれ、どれだけ持つかは未知数。

レンズ確認、ゲート、バリある。
品質チェックはやってないんだろうな〜。

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軸には見事なパーティングライン。
そして形がイビツ。なんでもOK ?

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そのまま車体に組みつけるわけにはいかない・・ので、色々作業。

・レンズ他、部品のバリ取り。
・ぐらぐらの軸と本体を接着剤で固定する。2液のエポキシがええね。
・ギボシ端子を純正コネクターと換装。
・配線に保護チューブをかぶせる(純正部品流用)。


軸の接着
まず接合面の段差を綺麗にする。
内面のメッキも剥がしときましょか。

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エポキシ塗布して接合。
ドライヤーで接合部を温めてやると、エポキシが隙間に流れ込むのと、
硬化が少しは早くなる。

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純正のコネクターにつなぎ変え。
M10ナットにコネクター通らないのでコネクターからピンを外す。
ハンダつけ箇所は収縮チューブで保護。
配線には純正品のチューブを挿入。

バイク本体に取り付け後、ピンをコネクターに入れる。

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車体に取り付け

あんまり強いトルクで締めるとインサートしているネジが抜けて来そうなんで、
ネジロックを少し塗って組み付け。
前側、取り付け、軸側にある回り止めのボスは、ええ塩梅に削って調整。

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後ろ側

水気の侵入が考えられるのでシリコンで配線出口をシール。

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仮配線、点灯チェック。
大丈夫だ。

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後ろ側、軸とカウルの隙間がシビア。
やっぱり干渉・・・。


純正、軸がスリムね。

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今回の購入品、軸が太いね。
根元を少し削る。

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ええ感じに収まりました。

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前側はこんな感じ。

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純正よりもしっかりした感じに仕上がったので、とりあえず良し♪

社外品、特に値段の安いものには注意が必要だ。
安いのにはそれなりの理由がある。
でも使いようによってはいい感じに使える。

V7系も取り付けほぼ同じだから流用できるが、お勧めはしない。


これ壊れたらLEDのスタイリッシュな奴に交換しよ♪


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