見出し画像

“やりがい” はやってきますか?

今日は、キャリアアップについて少しお話をしましょう。先ずはあなたに質問です。

「 “お金” と “やりがい” ――どちらが大切ですか?」

唐突な二者択一の質問なので戸惑ったでしょうね。だって誰しも「お金」も「やりがい」も欲しいものですから。

英語に ambivalent という単語があります。意味は「(ある対象に対して)相反する感情[思考・価値]を持った、両面感情[価値]の」。

――He is ambivalent about leaving work.

なら「彼は退職について心を決めかねている」ということになります。

転職でキャリアアップしたいと考える場合、どれぐらいのスパンで将来を見るかによっても変わってきます。

「今すぐ月収が上がらないとヤバイ」という人は “やりがい” よりもお金を優先するでしょうし、逆に「仕事の中身が大事」と思う人は転職で一旦月収が下がっても、数年先の昇給を期待し、やりがいのある仕事を選ぶでしょう。

「やりがいのある仕事」は英語で challenging career 。マンネリ化したルーティーンワークでは、やりがいも生きがいも感じられるわけがありません。

「ラクして金儲け」は聞こえはいいですが、いずれやりがいを感じなくなってしまい、結局のところジレンマに陥ってしまいます。

冒頭の質問ですが、私の答えは明快です。どんな仕事でもやりがいを感じる環境を自らが作って、前の月収以上の給料を稼ぐ。どちらも大切、どちらも捕りに行くという、欲張りな私なのです。

環境が変われば自分が変われると思っている人は、いつまでたっても自分に合った環境なんて見つけられません。

そういう人は、不満点が見つかるとすべて環境(職場)の責任にしてしまう。

「ねえ聞いて、あの会社本当にひどいんだから」

こういうのは一番簡単にできる言い訳ですよね。

「英語を使った仕事をさせてくれない」と文句を言うより、「こんな英語を使った仕事をやりませんか?」と積極的に上司に提案することで、仕事環境はいくらでも変えられます。

キャリアアップ、キャリアチェンジを考えるなら、先ず自分に問いかけてみてください――「只、仕事環境を変えたい」だけなのか? それとも「次はどんな仕事をしてやろうか」とワクワク、ドキドキしている! の何れなのか、と。

参考までに私のブログ記事に就職・転職サイトを掲載しておきます。先ずは無料登録して、ご自身の市場価値を分析してみるのも大事です。それから次のス テップを考えてみても遅くはないですよね。

今日できることは、明日に伸ばさない――これがプロの鉄則です。

「良い仕事をするには? 出世するには?」と訊かれたマイクロソフト社の創始者、ビル・ゲイツはこう答えています。

――毎日毎日『勝ちたい』という気持ちで出社しなければならない。
  切羽詰まったときにこそ、最高の能力を発揮できる。

今日も一歩前進――Make it happen!

【出典】実践英語の達人 © All Rights Reserved

#やりがい
#challenging_career
#朝活
#実践英語の達人

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?