見出し画像

No.4 自分の話し方のクセを直すには、どうすればよい?

質問者:仕事にだいぶ慣れてきて充実感を感じている 30代半ばの女子。
仕事は、教員です。

Q:フランク先生、自分が話している録音を聞く機会があったのですが、なんだか口調にクセがあるようで気になりました。聞いてくれている相手が不快になっていないか、心配。
自分の話し方に、直す方がよいクセがあるのかどうか、どうすれば判断できますか?

F: 話し方のクセを発見するのは、一人では不可能ですよ。自分にとっては普通だから、クセになっているのでしょうから。

実はクセを直すのはそんなに難しくない。むしろ、直した方がよいクセを発見する方が、ものすごく難しいんです。これは、その道のプロでないと難しい。

例えば、あなたの場合、重要なところで語気を強めるクセがあります。が、先生をしているならば、その微妙な強弱がないと、授業がフラットでおもしろくないと思う。

話に強弱がないと、大事なところにエネルギーを注入しているイメージが生徒に湧かないもの。だから、それは直さない方がいいと思いますよ。

答えを聞いて、質問者からひとこと:
その人の仕事や立場なども理解した上で、理由も合わせて教えてもらえて、とてもありがたかったです。

クセというと、とにかく直さないといけないものと思い込んでいました。そのまま活かしていいものがあるというのは、本当に目からウロコ。

こういうアドバイスは安田先生ならではですね。ありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?