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これから投資を始める人に 初心者のための投資講座①
私は30年以上株の世界に居ますが投資の世界に足を踏み入れたのは26歳で、決して早くありませんでした。どちらかと言えば金融とか証券の世界には疎く、(株式投資は自分の世界じゃないな…)と頭から決めつけていました。
もっとみるこれから投資を始める人に 初心者のための投資講座②
前回、初心者がプールに飛び込むなら、最初に買うべき投資対象は「eMAXIS全世界インデックスファンド」、「楽天全世界株式インデックスファンド」、あるいはETFで始めるなら東証に上場しているMAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信(コード:2559)、ニューヨーク市場に上場しているiシェアーズMSCI ACWI ETF(コード:ACWI)のどれかにしなさいという話をしました。
もっとみるこれから投資を始める人に 初心者のための投資講座③
前回、なぜ銀行預金では財産の形成で他の人たちに後れを取るのか? の説明をしました。いまは過去最低の低金利であり銀行にお金を預けておいてもお金は全く増えないし、さらに悪いことに市中金利と株式市場はシーソーの関係にあるので今のような低金利の局面では株式はどんどん上がってしまうという話をしました。株式リターンの決定要因の7割は金利なので金利に対する理解を徹底的に深めることが重要なのです。
もっとみるこれから投資を始める人に 初心者のための投資講座④
金利の話が続いています。前回、市中金利の水準は、世の中の色々な商売、ビジネス、企業が「儲かる」、「儲からない」という収益性に大きな影響を与えるという話をしました。そして金利は低い方がビジネスはやりやすいということを説明しました。でも金利を長い間、低く留め置くとインフレ圧力が生じるし、転売、売り抜け目的の投機筋が出てきて経済が悪影響を受けることを説明しました。
もっとみるこれから投資を始める人に 初心者のための投資講座⑤
前回は長短金利差がゼロになってしまうとそれは景気後退の前兆であり、通常、このシグナルが発せられてから1年から2年後に実際に不況が来ることを説明しました。
もっとみるこれから投資を始める人に 初心者のための投資講座⑩
前回は米国の中央銀行である連邦準備制度理事会(FRB)がいま一生懸命不況対策として政策金利をゼロに引き下げるとともに量的緩和政策で市中に現金をばらまいていることを説明しました。しかし不況色は日に日に色濃くなっています。そこで素朴な疑問として(現在のような景気後退局面で株を買って大丈夫だろうか?)ということについて説明したいと思います。
もっとみるこれから投資を始める人に 初心者のための投資講座⑫
前回は営業キャッシュフローの重要性について述べました。そして営業キャッシュフローの分析においては三つのルールを守る必要があることを述べました。
もっとみるこれから投資を始める人に 初心者のための投資講座⑬
前回は実際に一株当たり業績のチャートを作成する方法について説明しました。今日は具体例を見ることで自分で作成したチャートの解釈の仕方を練習したいと思います。
もっとみるこれから投資を始める人に 初心者のための投資講座⑮
相場には流行ということがあります。いまならさしずめリモートワーク関連株などがその例でしょう。その他にも投資家を魅了するいろいろなテーマが次から次へて出て来ては消えてゆくということが株式市場では繰り返されてきました。
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