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私のオンラインレッスン+課題コース

今回は、私がやっているオンラインレッスン+課題コースについて少し書きたいと思います。どんなことしてるの?学習者さん側、そして教える側は普通のレッスンとどう違うの?そんなことをまとめてみました。


オンラインレッスン+課題コースってなに?


これは元々週に1回レッスンしていた学習者さんが、忙しくてレッスンの継続ができなくなったけど、勉強はしたい、でも時間がない、さらに1人だと途中で投げ出しそう・・・と言われたのがきっかけです。月に2回ならレッスン時間が確保できそうというので、それはそのままオンラインで続けて、残りの週は私のほうから課題をだすのでそれをやってみるのはどうか?と提案したら、大丈夫そうというのでスタート。ただ、実際に始めてみたらもっと忙しくなってしまい、結局無期限のお休みになってしまったというオチつきではあります。

その後、もしかしてこのやりかたは他の人にも向いてるのではないかと、何人かに提案したら興味をもってくれた学習者さんもいて、現在は2名の学習者さんと、長いこと、このスタイルのレッスンをおこなっています。

どんな風にすすめるの?


『オンラインは月に2回、残りの2回は課題のみ』
最初はまずオンラインレッスンの日程を月に2回決めます。もし月曜日なら他の2回の月曜日に課題を送ります。曜日を決めるのは、忘れないのとリズムをつけるためですが、課題はいつやってもOKとしています。電車の中でやりました~と言われたこともあります。まとめて出してもらってもいいし、相手のペースに任せています。

課題のやりとりは、グーグルクラスルームを使っています。グーグルクラスルームは課題のやりとり以外にも質問をコメント欄に書いてもらう、など色々使えるので個人レッスンのかたにもおすすめです。課題の答えはそのまま入力しても自由に手書きで書いてきてももちろん大丈夫。手書きの学習者さんはipadのほうからアップルペンシルで添削して送り返しています。

月に2回のオンラインでは会話がメインで、課題は読解だったり、文法問題だったり様々ですが、国際交流基金の「いろどり」を使うことも多いです。「いろどり」はレッスンだけでなく、課題としても使えてとても便利です。

実はこれ以外にも「月に3回オンラインレッスン+課題1回コース」、番外編として「月に1回特別に自宅レッスン+課題3回コース」の学習者さんもいます。(特別としたのは、私はオンラインレッスンしかやってないからです)

学習者さん側のメリット

まず、学習者側ですが、当然「時間を有効につかう」と「モチベーション維持」という2本柱があります。それ以外にも以下のようなことが考えられるかなと考えています。

✅オンラインレッスンの時間はとりにくいけど、課題は好きなときにできるので、気分的に楽。
✅自分で練習問題を買っても1人じゃなかなか終わらないけど、必要な個所の課題をもらえるのでそこだけ集中してできる。
✅わからないところはすぐに聞けるし(グーグルクラスルームから問い合わせてもOK)覚えた型を会話の中にいれて話す練習もできる。

教える側のメリット

そして、このレッスンのいいところは学習者さん側だけでなく、教える側のメリットもいくつかあると思っています。

✅基本はオンラインレッスンと課題の週を同じにしてるので、課題添削の週は私も時間を有効に使える。
✅レッスン料金は月額固定。(課題は出しても出さなくても料金は変わりません)
✅これは学習者さんのレベルや課題の内容によって変わるとは思いますが、もし可能なら課題を同じにすることもできるかも。(一斉宿題の要領)そうするとさらに時間が節約できる可能性もある。

日本語教師のみなさんは、「会話レッスン」「文法レッスン」などと、色々なレッスンプランをお持ちかと思いますが、私の通常のオンラインレッスンは内容は変わることが多いので、料金が違う宿題ありかなしの2種類のみです。そしてそれ以外にこのようなコンビネーションのコースを作っていますが、ゆくゆくは他のコースも考えていきたいと思っています。


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