見出し画像

23歳まで英語・フランス語がゼロだった私が独学で話せるようになった方法Diary

Bonjour!フランス語の世界です:D
今回はフランス語学習ではなく、私が独学でフランス語と英語を話せるようになったかをシェアしたいと思います。

といっても、私はもちろん完璧に英語もフランス語も話せません!ネイティブと普通に会話はできる感じです。

それではスタート!

※長文になりますので、まとめだけみたい方は最後の方(目次★英語&フランス語を話せるようになった方法まとめ)をスクロールしてください


◆23歳英語全く話せない私の分岐点的な話

子供のころから日本の堅苦しい感じが嫌いだった私は9歳ぐらいから「たぶん私はアメリカかどこか海外に行く」と思ってました。

父親が毎日のように見ていたアメリカの戦争映画を一緒に見ていた影響か、私は子供ながら海外に興味を持っていました。

ある17歳の時、夜中にテレビを付けたときにやっていたのがSex and the city。
ニューヨークの4人の独身女性がカッコよく生きているその姿にファンになりました。

でも当時からろくに学校も行かずに遊び呆けていた私が英語など話せるわけもない。
英語のテストは20点~良い時で60点ぐらいだった気がします。

とにかく学校が嫌いで嫌いで、特に英語の授業は面白くなかったことを覚えてます。

でもSex and the cityの大ファンになり、「いつかNYにいきたいな…」と軽い気持ちで思ってました。


それからときはたち23歳になったとき、母が亡くなりました。
母の死で色々考えさせれるものがあり、「後悔しない生き方をしよう!」と決断してやりたいことをやることにしました。

必死で頑張って仕事を独立し、毎日遊びに遊びまくっていました。
その頃から外国人の友達が増えていき、アメリカ・ドイツ・イタリア・ブラジル・韓国・オーストラリア・中国・カナダ・イラン・フランス・イギリス人などたくさんの国の人と友達になり毎日のように英語ばかり話すようになりました。


◆最初に会った外国人の友達との出会い

最初に外国人の友達と出会ったのは”国際交流パーティー”でした。
外国人大好きな私の友達に誘われたのがきっかけです。

当時私は海外には興味があったものの、特に外国人にすごく興味があったわけではありませんでした。

しかも英語話せなかったし、「行っても面白くないだろうなぁ」と嫌々行ったのを覚えてます。

パーティー会場のバーについた瞬間、外国人だらけ!

そこで1人のイギリス人が話しかけてきました。
その人は日本語話せず英語でずっと話してきました。

何言ってるか全然わかりませんでしたが、昔から怖いもの知らずの私は全く動揺せず日本語で返していました。そこからが外国人の友達との出会いスタートです。

◆遊びまくってた私(23歳~28歳ぐらいまで)外国人との出会い

色々あって遊びまくってた私は友達とよくバーや居酒屋、外国人好きの友達と国際交流にもたまに行ってました。

そこでナンパなどで出会ったのが私の外国人の友達たちです。
あ!ちなみにナンパっていっても普通に話すだけですよ!(なんで焦ってんねん)

◆外国人の友達と頻繁に遊びに行くようになった

それからというもの、知り合った外国人の友達と頻繁に遊びに行くようになりました。
食べ歩きしたり、カラオケ行ったり、ショッピングいったり…

ただ私の友達はほとんどが日本語を話せない外国人ばかりだったので、私が英語で話さないとコミュニケーションがなりたたない状態でした。

最初は相手は英語、私は日本語で話していたのですがお互い理解できるはずがなく
相手が翻訳アプリを使いだしそれに時間を取られるのが面倒になり、知ってる英語を私が話しだしたことが私が英語を話せるようになった大きなきっかけと言えます。


◆外国人の友達と会話ができるようになるまで

まず当時の私の英語スキルは本当にゼロに等しいです!
中学、高校と荒れまくっていた私は学校にも行かなくなりました。

だから中1の英語もままならない状況でした。

「I like~」もまともにわからないレベルです。
「私は○○です」「私は○○ではないです」なども言えず、相手に質問なんて出来るレベルなんてもんじゃありません!ww

でも暇があればSex and the cityをみて、
「あ!このフレーズこの前友達が使ってた!」とそのフレーズをスマホにメモして覚えました。

すぐ忘れるので何をしている時もその日覚えたフレーズをブツブツ口ずさみ忘れないようにしました。

そして、覚えた単語やフレーズはできるだけすぐ友達に使いました。
いわゆるアウトプットってやつです。

とにかく私は忘れっぽいので、常にアウトプットを意識してました。

そのフレーズが相手に伝わったときは、会話の幅が広がり少し相手が言ってることがわかったときは嬉しかったです。

「もっと友達と話せるようになりたい!」と思い本屋に行って一番わかりやすい中学1年~3年までの教材を買って、気が向いたときだけ基礎を勉強し始めました(といっても勉強が嫌いなため本当に気が向いた時だけです)

そして学んだことはすぐに外国人の友達と会話して使う!これを繰り返していました。

わからないことはその都度教えてくれましたし、いいレッスンでした。


◆一人旅NYへ!

自由になるため&NYに行くために仕事を独立し、ついに夢にまで見たNYに一人で行くことに決めた。

NYに行った当時の私は上記(◆外国人の友達と会話ができるようになるまで)の初期段階レベルの英語スキルでした。

「どこ」「これください」などしかわからないレベル。

それでもどうしてもNYに行きたかったのでこんなレベルなのに一人で人生初の海外に行きました。

もちろん、全部英語。何言ってるかわからない。
ある日、チェルシーマーケットにあるレストランに行った時
「店内か店外がどっちのテーブルがいいか?」と聞かれたことを覚えてます。
アウトサイドかインサイド、その意味もわからなかったのでとりあえず「アウトサイド、プリーズ」と言って真夏の猛暑の外でランチを食べましたwww

ウェイトレスはパキスタンから来た女の子で、9割わからなかったけど何とか会話しました。

画像4

とにかく色んな所いって、道に迷ったらとにかくそこら中の人に聞きまくりました。

それでも皆嫌な顔一つせず、すごくすごく親切に教えてくれたのを覚えてます。
そして皆すごくフレンドリーでした。

ベーグル屋さんに行ったときも色々サービスしてくれました。「もっと英語が話せたら感謝を伝えられるのになぁ…」と毎日思ってました。

本当にNYは一生の思い出になる旅でした。

そして日本に帰るニューヨークの空港で
「今度はもっと英語を話せるようになって必ず帰ってくる!」と自分の決意を決めさせてくれたのもNYだった。

画像5

◆英会話スクール(日本)を1ヶ月でやめた

NYから帰ってきて、本格的に英語でも習ってみようかな~と軽い気持ちでプライベートレッスンを開始しました。

先生はアメリカ人でとても優しい人でしたが、レッスンの内容が微妙だった…

「高いお金払ってこんなの習うくらいだったら、外国人の友達と会話してるほうがよっぽどいい」と思い1ヶ月でやめました。


◆カナダに旅行がてら2週間の短期で語学学校に行ってみた結果

カナダに一人旅に行った時、2週間だけ語学学校に行くことに決めました。
初日にテストを受けて、自分のレベルのクラスで授業を受けたのですが
「クマ、フクロウ」など動物の生物学的な授業でこれまた「絶対使わない…友達と話してるほうがいい」と思って初日で行かなくなりました(汗)

でも旅の予定は2週間だったのでショッピングに行ったりしてたのしんでました。

ある日スーパーに行ってレジを並んでる最中、前にいたおばあさんが思い買い物かごをレジカウンターにのっけるのを助けた私と隣にいたカナダ人の青年(20歳ぐらい)。

それからその青年と会話がはずみ、近くのカフェに行って5時間ぐらい話し込んでました!

もちろん、そのときも私の英語力は中1の英語が分かる程度でしたがすごく楽しかったです。

語学学校は自分に合わなかったけど、こうしてネイティブカナダ人(超早口だった)と話せたことがいい思い出となりました。


◆毎日のように英語を話す毎日&フランス語開始!

帰国してからも友達と頻繁にあったり、外国人の恋人ができたりと日本語を忘れるぐらい英語で話してました。

一緒に映画を見たり、You Tubeをみたりしていくうちにだんだんと話せるようになっていきました。

そのとき特に仲の良かった何人かのフランス人の友達た恋人にフランス語を教えてもらうようになり、フランス語習得のきっかけとなりました。


フランス語は英語と似ている部分も多かったですが、非常に面倒くさい。それは今でも思います。まず発音が難しい、男性名詞と女性名詞が嫌いです。

でもフランス語の響きはきれいだし、マスターしたかったので頑張って当時の恋人や友達とフランス語と英語で話すようにしました。

基本的にフランス語を話せるようになった方法は英語と同じで、必要最低限の基礎を学び、インプットしたらすぐにアウトプットするの繰り返しです!

◇ポイント 外国人の知り合いがいない場合は一人芝居する

友達と話せない日は、私は家で英語&フランス語で一人芝居していました。

(一人芝居のやり方)
自分でテーマを決める。
例えば、【今友達とカフェにいる設定で昨日みた映画について話す】

一人芝居開始!

「昨日さ~○○の映画見たんだけどめっちゃ謎だったわ」
「あー!その映画知ってる!」

こんな感じで一人芝居してました。誰かに見られたらおかしい人と思われそうなので家で声に出して芝居を楽しんでました(笑)

これは本当に使えますよ!もし外国人と話す機会があったときに自然にスラスラ言えるようになるので効果は抜群です!


◇ポイント その日覚えた言葉は起床後、寝る前に再度声に出して言ってみる

人間はその日覚えたことを次の日には忘れてることが多い。
そのため、寝る前と翌日の起床後は覚えた言葉を繰り返し声に出して言ってみるのもおすすめです!

これを繰り返していると忘れなくなります。

紙に書いて覚えるのもいいですが、私の脳ではそれだと全く効果がなかったので歌を歌うのと同じように声に出して覚えました。

◇ポイント 海外映画やドラマを見るポイント

私はよく海外ドラマや映画をみて勉強もしてました。そのときしていたことは、
【日本語字幕でみる→字幕を英語orフランス語にする→字幕なしで見る】です。

あと、インスタで自分の好きな映画やドラマのアカウントをフォローして下記みたいな感じで学ぶこともできます!ネイティブがよく使う日常会話などたくさん学べます^^

(大好きなサンズ・オブ・アナーキー)

インスタ2


(SEX AND THE CITY)

インスタ1



◇ポイント 外国人の友達がほしい時に使えるアプリやイベント、ボランティアをする

外国人の友達を作って英語(フランス語)を話すことが一番手っ取り早いです。
語学学校に通うのもアリですが、コスパを考えたときに高いお金を払えない人などはこの方法が一番かと思います。

実際に私もアプリやイベントで出会った外国人と友だちになったケースも多いです。

【使えるアプリ】
・タンデム
タンデムはお互いの国の言語を教え合うためのアプリ。音声も送れますし電話も出来ます。メッセージも修正(相手のミスを直してあげる)などできて使えます!

ただ、遊び目的の人もたまにいるので注意。

【国際交流イベント】
・ミートアップ
・ワッツアップ

こちらは日本で頻繁に行われている国際交流イベントです。
公式ホームページからイベント情報を見れます。

フランス人との国際交流や、韓国、英語圏など様々な国別でイベントが行われます。
といってもフランス人との国際交流で他の国の人もたくさん来ています。

日本語しか話せなくても、日本語を話せる外国人もたくさんいるので友達を作るチャンスです!友達と一緒じゃなく一人で来ている人もいますよ♪


【語学学校でボランティア】
私は1年間、語学学校の留学生に日本語を教えるボランティアをしていました。
「日本語レッスン」か「普通に日本人ネイティブの日常会話」かどっちがいいか提案してみたところ、”日常会話”を選択してくれました。

留学生いわく、学校で習ってる日本語は実際に使えない。もっとネイティブが話す日本語を学びたいという理由でした。

留学生の子は韓国人で今でも仲良しでよく会います。

たまに韓国語を教えてもらったりして、とてもいい経験となりました。

語学学校のホームページなどでよくボランティア(チューター)を募集しているので、時間のある方はおすすめです!

◆フランス人と結婚

それから時は経ち、縁あってフランス人と結婚しました。
旦那は英語とフランス語を話し、日本語は勉強中です。

画像3

私達の会話では、英語、フランス語、日本語を使って話してます。

フランス語は私的にとくに発音が大変むずかしいので毎日頑張ってます:D


★英語&フランス語を話せるようになった方法まとめ

だらだらと私の体験談を書いてしまいました(汗)
どうやって話せるようになったのか、明確にお伝えできなかったのでここにまとめさせていただきます。


とにかくネイティブと話す!!※これに限ります
・基礎は重要
インプットしたらすぐにアウトプット!
・外国人の知り合いがいない場合は、毎日一人でその日覚えた言葉を繰り返し声に出して練習する
・一人芝居する
・睡眠時と起床後に覚えた言葉を再度声に出して言う
・映画やドラマを、日本語字幕でみる→字幕を英語orフランス語にする→字幕なしで見る
・覚えた言葉はスマホにメモする
・外国人の友達を作る方法はたくさんありますが、国際交流イベントや言語を教え合うアプリ(タンデムなど)、語学学校でのボランティア、外国人が集まるバーもおすすめ。
失敗を恐れない!
・とにかく行動!机で勉強するのはメインにしない

ざっとこんな感じで私はフランス語と英語を話せるようになりました。

私が何よりも大切なことはマインドと行動力だと思ってます!
日本人で英語やフランス語を話したい私の知り合いもたくさんいますが、皆話せません。

実際外国人と会わせてみても、みんなシャイで失敗を恐れるあまり話さないからです。
これではいつまでたっても話せるようにはなりません。

よく聞く話でこんなのがあります↓

「外国人と英語で話してみたけど私の英語が理解出来なかったみたいで、何度も聞き直された…もう英語話せない…」

でも相手の外国人は”ただ声が小さくて聞こえなかった”
というのは有名な話です。

相手が何度も聞き返してきて、理解してないなぁ…と思っても心配無用!

英語がパッと出てこない場合は、例をあげて説明すると相手はわかってくれます。
それでもダメならボディランゲージ!それでもダメなら日本語で勝負!!!


それで去るような人はそれまでの人。縁がなかったと思って次に行きましょう!
自分を責める必要なんて一切ありません。世界からみて日本語は非常に難しいことで有名です。私達はその日本語をスラスラ話せるんだから(笑)

あの有名な東進スクールの安河内哲也先生が言っていた
「英語なんて言葉なんだ。こんなのやれば誰だって出来るようになる!」
この言葉通りだと思います!

私も(今でも)完璧な英語もフランス語も話せていません。でも会話は成り立ちます。
失敗しても全く凹まず続けることが重要だと思っています。実際に間違っても外国人の方は誰もバカにしません!
それどころか、ちゃんと親身に聴いてくれて言っていることを理解しようと必死になってくれます。

もしバカにしてくるような人には無視するか日本語で返してやればいいんです。

最初の一歩を踏み出すだけで自分への大きな自信にも繋がり、外国語を話すことで世界が広がります!

また英語(フランス語)を話せるようになったらこんなことをやってみたい!という夢を持つことでモチベーションが上がり効率よく習得できるのも大きな要素だと思います^^


それから、語学学校などは自分には合わなかったけど話せるようになる人だってたくさんいますので、誤解されないようにm(__)m

私はとにかく学校嫌いで英語の勉強なんて人生でほとんどしたことがないから、語学学校という選択をしなかったに過ぎません。でも基礎知識だけは勉強嫌いでも教科書を開いて少しは頑張りましたけどね(汗)


とにかくポジティブに楽しんで!話せなくても絶対話せるようになります!
英語もフランス語も日本語でもただのコミュニケーションのツールの一つにすぎません。
誰でも話せるようになります。

諦めないで頑張ってください:D

なんだかまとまりのない長文になってしまって申し訳ございませんm(__)m
ここまで読んでくれて方本当にありがとうございます!

皆様が楽しく英語(フランス語)を話せて自信が付くことを祈っています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?