日本の天皇制について

わたしは最近、日本人の右翼的な思想を持つ人の背景に興味があるのだが、その中でもとりわけ天皇制については、自分自身が無知なので勉強したいことが多い。

実は今年の頭から少しずつ勉強し始めているのだが、その中で確実にわかったことがいくつかある。

それはわたしたちの現代の政治や思想など、多岐にわたって天皇制の影響を想像以上に大きく受けていること。そして、にもかかわらず日本国民は天皇制の仕組みを知らなさすぎること。最後に、天皇制については自分の意見を言うだけで時に怪しげな雰囲気を漂わせてしまう(話す相手を選ばなければならない)こと。

もちろん、わたしは機会があるごとにこういう話題も相手に振ってみたりするのだが、とりわけ多くの人の返答は「皇室の後継者問題」のみに終始してしまう。

この点が一番の問題点だと思う。

歴史書である『日本書紀』や『古事記』だって、天皇を中心とした神の物語であるし、戦争までの道のりだって天皇抜きで語ることはできないし、終戦後の外交を取り持ったのも日本の伝統ある皇室外交である。

(伝統ある皇室が素晴らしいとかそういう話ではなくて、伝統があることによって外交面で大きな恩恵があった、ということ)

つまり、どう考えたって日本の歴史を天皇抜きに語ることはできない。

だからこそ、できるだけニュートラルにこれを俯瞰して勉強したいと思っている。

ここまで途絶えることなく続いてきた歴史あるこの制度について、その存続を考える際に、「象徴としての存在」の是非や政治への影響力ではなく、まず「皇位継承」の問題が先に出てくるというのは、あまりにも最近のメディアの影響が大きすぎるのではないだろうかと思う。

外国人と話す際にも、「日本の宗教である神道について教えて」と気軽に聞かれた時にはこれまではお手上げ状態になっていたので、国民として知っておきたいことだなと思う。

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