見出し画像

私がこの仕事を選んだ理由

私が管理栄養士になったイチバンの理由は「食べること」「生きること」を極めたいと思ったから。

そうは言ってもこの広い世界には、たくさんの職業があって、その中でイチバンなりたかった職業か?と言われるとそうでもない・・

たまたま小学生の時に「管理栄養士」を知り、何となく「私もやってみたいな」という良いイメージを持ち続け、一途に「管理栄養士」を目指した私。

今の私からしたら、「もっと視野を広くしてみたら?」って声かけてあげたい。

走り出したら、脇目も振らず走り始める性格。「病院管理栄養士になって、患者さんが元気になるように食事面からサポートしたい!」と、黙々受験勉強に励むことに。
そして、念願叶って徳島のとある栄養学科に入学。その4年後には晴れて病院管理栄養士に٩( 'ω' )و

でも、実際に管理栄養士になってみると、給食へのクレーム対応の嵐、実感の薄い存在価値・・おばちゃん相手のペーペー中間管理職。辛いことのほうが多めで、給料は少なく、何で私は管理栄養士を選んでしまったのかな・・と。

でも、あれから20年以上が経ち、今では「たまたまこの職業と運命的に?!出会ってしまった訳だし、管理栄養士として働くのは使命みたいなモンだよ」と覚悟を決めました(笑)。患者さんやその家族、多職種からの「ありがとう」って言葉や、食べて元気になっていく姿を心の糧にしながら。

結局のところ、管理栄養士を選んだ理由は「この職業と運命的に出会ってしまったから」。それともう一つ言えるのは、『食』を大切に守り続ける母親に育てられたからなのかなと思います。