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FRACTA’s Journal

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FRACTAのブランディングやコマースに関するナレッジをお届けします。
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#私の仕事

記憶に残るブランドのデザインとは?

こんにちは。FRACTA アートディレクター(以降AD)の宮崎です。 今回の記事は、この春デザイナーになる方にもぜひ読んでいただきたい内容です。ADになった今、つくづくデッサンを真剣にやってきてよかったと思うことがよくあります。 デッサンは、全体を俯瞰して捉えながら徐々に形にしていきますよね? この俯瞰する視点を持ちながら全体が繋がるように、詳細を少しずつ詰めていくというちょっともどかしい進め方は、実はクリエイティブの基礎的な考え方です。ブランディングそのものと言っても過言

デザインの答えを出すために、デザイナーに必要な視点

こんにちは。FRACTAのアートディレクター/デザイナーの横井です。 デザインをしていると、自分ではいいものができた!と感じていても、「クライアントは良いと思うのだろうか?」と悩むことはありませんか? 私も自分が作ったデザインを目の前にして、正解が分からなくなって考え込むときがあります。 そもそもデザインに正解はなく、正解か不正解か、売れるか売れないかは、デザインの力だけで測ることはできません。 そんな中でも、リリース時点では一つの答えを出し、どのデザインを世に送り出すの

デザイナー、アートディレクターになる。 〜デザイナーがADになる上で必要な心得〜

FRACTAのアートディレクター/デザイナーの西澤です。 30歳も目前、FRACTA入社と共にアートディレクター(以下AD)としてのキャリアがスタートしました。 ご覧になる皆様の中には、デザイナーからのキャリアアップでADを視野に入れる同年代の方も多いのではないでしょうか? デザイナーがADになる上で、求められる素養とは何か FRACTAでの経験をもとに得た実感と気づきを、本記事でシェアできればと思います。 「デザイナーってディレクションできるわけじゃないの?」 「ADにデ

EC運用の要!?「出荷管理業務」に迫る!

こんにちは。FRACTA広報チームの佐藤です。こちらの記事では、ECにおけるバックオフィス業務に注目した内容をお届けします! 今やブランドビジネスには欠かせないEC。昨年末公開されたソーシャルコマースに関する調査レポートによると、ECの利用率はすべての性別・年代で8割超えだそうです。 *ソーシャルコマースに関する定点調査2021(全国の10代から70代の男女10,000名に実施) コロナ禍も相まって、FRACTAでもECを中心としたブランディングについてお声がけいただくこ

FRACTAのプランナーが考える「これからのブランディング」

こんにちは。FRACTAでブランドストラテジックプランナーをしています、マキシ(通称:マッキー)です。 今回は、現代だからこそ留意したいブランディングの在り方について、考えてみたいと思います。 はじめにまずは私が最近ブランディングの在り方を感じた3つの情報を紹介させてください。 ① ドイツ、月額1200円で公共交通乗り放題に ガソリン価格高騰受け 9月以降は通常料金に戻る想定のようなので、一過性で終わるとの懸念もありますが、見習いたい側面は、国家として国の目指す方向性の

FRACTAのアートディレクターのデザインプロセス

こんにちは。One by One局のアートディレクター/デザイナーの横井と申します。普段の業務として、ブランドさんのクリエイティブ面のご提案をさせていただいています。 今回は、「FRACTAでは、どんなプロセスで何を意識しをしてデザインしているのか」という内容をお話しできればと思います。 デザインプロセスについて唐突ですが、デザインって少し閉鎖的なイメージですよね。 案件の担当者様など、提案に参加している人はデザインの成り立ちも分かるかもしれませんが、多くの人は完成したも

事件は現場で起きているのかも。

こんにちは。One by One局ブランドアクティベーションプランナーをしている鈴木と申します。 普段はブランドさんの言語化領域のお仕事を担当させていただくことが多く、コンセプトからネーミング、その他の細かい文言などをライティングしております。 今回は、FRACTAの様々なプロジェクトにおいて「ブランド体験」を重要視する意義についてお話出来たらと思います。 理解するというスタンスこのテーマを話す上で、まずFRACTAという会社のスタンスを説明せねばなりません。私たちFR

FRACTAについて思うこと 〜はじまりとこれから〜

こんにちは、FRACTA ブランディングディレクターの松岡です。いままであまりお話ししてこなかった「FRACTAがなぜブランディングをやっているのか」そして「ブランディングディレクターとして考えるFRACTAの今後」について、FRACTA創業メンバーの1人である松岡の、個人的に思うところをを書き連ねてみました。 FRACTAのはじまり FRACTAは、本格的にブランディングをするためにできた会社です。ECサイト制作をメインにしていた前身の会社があったのですが、「web制作