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FRACTA’s Journal

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FRACTAのブランディングやコマースに関するナレッジをお届けします。
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2021年10月の記事一覧

時代を捉え、声を汲みとる。

気がつけば、私も30歳目前。バリバリのアラサーである。25歳の誕生日以降、年齢を重ねることに対して言われもない喪失感と漠然とした焦りに駆り立てられてきた。 学生時代の友人と数年ぶりにLINEをしてみれば、「そういえば俺、結婚したわ」の一撃である。いやとてもめでたく喜ばしい話じゃないか。皆んな知らぬ間に、それぞれのライフステージを歩み始めている。 周囲から幸せの報告が届くたび、未婚の自分は、ほんの少しセンチメンタルになりつつ、「結婚とは」「幸せとは」なんてことを考えはじめ、

想像力という名のやさしさ。

前回から随分と期間が空きましたが、今回は日々過ごす中で感じたことを過去の広告と絡めて書いてみようと思います。 少し前のこと、Twitterでとある広告コピーに対して燃えさかるような議論が生まれているのを目にしました。 どんな内容だったかは伏せますが、私自身も読んだ時、喉元で何かが痞える違和感を覚えました。「この言葉を目にした人は、捉え方や解釈によって、あまり良い気持ちにならないかもしれない」「何か足らない気がして、モヤモヤする」 その時、ふと頭をよぎった広告ありました。

企業の採用強化でよく見る社員インタビューの打診が一向に来ない

この世界には2種類の人間がいる。 社員インタビューされる側の人間と、社員インタビューされない側の人間である。 社員インタビューされない側の人間 小山内拓人(おさないたくと):Planner/Copywriter 大学中退の高卒。 広告制作会社を経て広告代理店に入社。2021年3月よりFRACTAで働く。 浅草と上野でお酒を飲むことが好きで、恵比寿での会食は緊張する。 ー本日はよろしくお願いします!(小山内) 小山内) よろしくお願いします。 ーまず、なぜこのようなイン

FRACTA「ブランディングフォーマット」を解説してみた! Vol.3 「価値②」編

FRACTAのプロジェクトで出番の多い「ブランディングフォーマット」。(Lightning Polarisという名前で呼ばれることもあります) ▲FRACTA ブランディングフォーマット FRACTAのクライアントの皆さまにご記入いただくことも多く、ご質問いただく機会も増えたので、遅ればせながら解説を書いていこうと思いたちました。 FRACTAで、主に社内向けにブランディング関連のサポートやツール開発、研究などを行っている2名の筆者がお届け!全4回くらいを予定しております